【インタビュー】映画『キネマの神様』野田洋次郎「この映画を映画館で見て、映画の神様に会ってほしいと思います」

2021年8月4日 / 07:30

-ダブルキャストの小林稔侍さんの演技を見た印象はいかがでしたか。

 自分でも驚くぐらいつながっていました。稔侍さんが撮影を見に来てくださったことがあって、ごあいさつをしたときに、この後、僕の何十年後を演じてくださる稔侍さんが、僕の背中をバンとたたきながら、「ものすごくいいよ」と言ってくださったんです。その言葉を聞いてほっとしましたし、救われた思いがしました。

-映画の見どころと、観客に一言お願いします。

 全ての登場人物たちが映画の中で生き抜いていて、作り物なのにこんなにうそがない映画はまれだと思いますし、山田監督のエネルギーと知性とアイデアがあふれています。だから一度も飽きることなく見られ、見る人全てを最後はちゃんと幸せな気持ちにしてくれるということは間違いなく保証できます。だからこそ、この映画を映画館で見てほしいです。そして映画の神様に会ってほしいと思います。

-もともと、山田監督の映画のファンでもあったのですか。

 そうですね。親がとにかく好きだったので、僕も『男はつらいよ』シリーズは、ほぼ見ていると思います。6歳からアメリカに行ったのですが、日本が恋しくなるとビデオで『男はつらいよ』を見ていました。

(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「豊臣兄弟!」第20回「本物の平蜘蛛」不思議な印象を残した松永久秀の最期【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年5月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月24日に放送された第20回「本物の … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(14)梅は飛び

舞台・ミュージカル2026年5月28日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」  前 … 続きを読む

芳根京子&渡辺翔太、ウェンディの視点から描く「ウェンディ&ピーターパン」で初の舞台共演 お互いに「心強い」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月27日

 芳根京子と渡辺翔太がダブル主演を務める、Bunkamura Production 2026/DISCOVER WORLD THEATRE vol.16「ウェンディ&ピーターパン」が、6月12日から上演される。本作は、世界的名作「ピーターパ … 続きを読む

佐々木蔵之介「この映画を見た後で自分の気持ちがさまようようなところがあるので、誰かと一緒に見てほしいと思います」『名無し』【インタビュー】

映画2026年5月22日

-この話は、佐藤さんだからこそ出てきたものだという感じはありましたか。  多分、この山田太郎というのをこんなふうに演じてみたいというところから始まったんだと勝手に思います。そこからストーリーを膨らませていったり、いろいろと作っていったのかも … 続きを読む

宮野真守&神山智洋、初共演の二人が作り上げる、劇団☆新感線のドタバタ音楽活劇ミステリー 「多幸感にあふれた作品をお届けしたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月22日

 宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む

page top