エンターテインメント・ウェブマガジン
自分でも驚くぐらいつながっていました。稔侍さんが撮影を見に来てくださったことがあって、ごあいさつをしたときに、この後、僕の何十年後を演じてくださる稔侍さんが、僕の背中をバンとたたきながら、「ものすごくいいよ」と言ってくださったんです。その言葉を聞いてほっとしましたし、救われた思いがしました。
全ての登場人物たちが映画の中で生き抜いていて、作り物なのにこんなにうそがない映画はまれだと思いますし、山田監督のエネルギーと知性とアイデアがあふれています。だから一度も飽きることなく見られ、見る人全てを最後はちゃんと幸せな気持ちにしてくれるということは間違いなく保証できます。だからこそ、この映画を映画館で見てほしいです。そして映画の神様に会ってほしいと思います。
そうですね。親がとにかく好きだったので、僕も『男はつらいよ』シリーズは、ほぼ見ていると思います。6歳からアメリカに行ったのですが、日本が恋しくなるとビデオで『男はつらいよ』を見ていました。
(取材・文・写真/田中雄二)
2025年10月28日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼それは漫画本だった 玉秀斎が小 … 続きを読む
ドラマ2025年10月27日
-お二人は、娘の真琴(中村ゆり)に余命を伝えないと決めたこはるの生き方に共感できますか。 風吹 こはるは愛に生きる人なので、会えばけんかばかりしてしまう娘でも、そこには母親としての愛情しかなくて、それが彼女の決意、引いては“死にざま”につな … 続きを読む
ドラマ2025年10月27日
-感情を表に出さない冷静な椎名を、どのように意識して演技に臨んでいますか。 椎名にとって、レースは「確認作業」なんです。それが正しかったか、正しくなかったか。もし勝ったら「これが正しかったんだ」という確認ができて、逆に負けたら「何を変えた … 続きを読む
映画2025年10月24日
-そうやってお2人が繰り広げる物語がドラマチックな分、エンディングに流れる「奇跡を待ってたって」が心に染み入ってきます。 石原 映画の内容をきちんと踏まえた曲にしたかったので、エンディングが始まって何秒で風景が変わり…といったことを細かく計 … 続きを読む
映画2025年10月23日
-文子が生涯学習の講座に行きますが、生涯学習についてはどう思いますか。 実は、以前、静岡県の生涯学習の委員をやっていました。それから最初に出した『山なんて嫌いだった』という本の後書きに「いつか少し時間ができたら大学に行って勉強してみたい」 … 続きを読む