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実は、吉沢くんだけは踊っていないんですよ。他はみんなダンサーで、ミュージカルを演じているのですが、吉沢くんだけはしっかり渋沢栄一を演じてもらっています。吉沢くんには、「今はこういう時代なので、こういう気持ちで」と、場面設定や時代設定をその都度説明しながら演じてもらいました。恐らく吉沢くんは、本編と同じくブレない渋沢栄一そのままの強い視線で挑んでくれたのではないかと思っています。吉沢くんが演じることで、ダンサーとのコントラストが出て、渋沢栄一の物語であることが、しっかり表現できたのではないでしょうか。
幕末から明治に移り変わった頃は、ものすごく大きな変化のある時代だったと思います。その中で渋沢という人は、型にはまらず、常に変化し続け、挑戦し続けた。その生きざまは、現代を生きる私たちに、大きな気付きと勇気を与えてくれるはずです。そんな渋沢のように、変化に臆することなく、挑戦し続ける熱みたいなものを表現できれば…という思いを込めて制作しました。皆さんにも、それを感じていただけたらうれしいです。
(取材・文/井上健一)
舞台・ミュージカル2025年12月29日
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映画2025年12月28日
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ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
-この映画は、ちょっとフランス映画みたいなところがありましたね。 分かります。私もそう思いました。確かにそういう味わいがありますね。最初の撮影が、矢添と2人で、部屋で紅茶を飲んでいるシーンだったんですけど、プレイバックしてモニターを見た時 … 続きを読む
映画2025年12月23日
-12年という時間が、そういう皆さんの固い絆を作り上げたわけですね。そんな作品に出合える機会は、俳優人生の中でめったにないことだと思いますが、皆さんにとって「緊急取調室」シリーズとはどんな存在でしょうか。 天海 12年という時間とエネルギー … 続きを読む