【インタビュー】舞台「パークビューライフ」中川翔子「多幸感を受け取って、笑顔の粒を持ち帰れる」

2021年4月5日 / 17:00

-改めて本作の見どころを。

 生で会えることが尊い世界になってしまった今、東京、そして名古屋、愛知、大阪で公演ができるということが本当にうれしいです。お客さんと同じ空気感を感じながら、舞台に立てる瞬間が、一番生きているという感じがするので、本当に本番が楽しみです。それから、多幸感に満ちた作品なので、ハッピーな気分で帰っていただけると思います。望も玉枝も香苗も洋ちゃんも、みんな舞台の上で笑って、心の底から楽しんで生きていますので、彼女たちの姿を見て頑張ろうと思ってもらえたらいいなと思います。

-暗くなりがちなご時世だからこそ、ハッピーな作品はより心に響きますよね。

 そうですね。私も疲れたときには希望のあるものに触れたくなります。そんなときは、私は夜のお散歩にいくことが多いんです。夜の空や街の明かりやその景色を見ていると、みんなも苦労しているんだろうなとか、いろいろな人生があるんだなと思えてきて、「明日も頑張ろう、私は大丈夫だ」って思えるんです。この作品も、そんな感じです(笑)。皆違っても、皆いいと思ってもらえるし、人へのリスペクトや愛情が生まれる作品になっていると思います。

舞台「パークビューライフ」

 舞台「パークビューライフ」は、4月7日~18日に都内・世田谷パブリックシアターほか、大阪、愛知で上演。
公式サイト https://parkviewlife.jp/

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