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Netflixオリジナルアニメシリーズ作品「極主夫道」が4月8日から全世界に配信される。本作は、おおのこうすけの同名漫画が原作。「不死身の龍」と呼ばれた元最凶極道の龍が足を洗い、専業主夫として奮闘する日常を描くアットホームギャグコメディーだ。主人公・龍の声を担当した津田健次郎に、演じた感想や、表現者として原動力になっていること、「日本発のNetflixアニメ」として全世界に配信されることへの思いを聞いた。
僕は以前、『極主夫道』のコミックスのCMや実写版のPVで龍役をやらせていただいたことがあったので、『極主夫道』は僕にとって、とてもなじみ深い作品でした。アニメ化すること自体がうれしかったですし、龍という役を引き続き担当させていただけることも、うれしかったです。とにかく面白いものにしたいと思っていました。
笑いのセンスが抜群で、とても優秀なコメディー作品だなと思いました。ばかだな~という、素直に笑える出来事がたくさんあるのですが、そのばかばかしさがほほえましさにもつながってくる、すてきな作品だなと思います。
PVやCMで龍を演じたときに、何となく龍というキャラクターが出来上がっていた感覚があったので、そういう意味では、今回は特に意識せずに、すんなりとアフレコに入れました。龍は何に対しても情熱的で一生懸命なので、その龍の一生懸命さを魅力的に表現したいなと思いました。
そうですね。あえてアニメを動かさないという表現方法を使っていて、原作の要素が強く出ている分、これは芝居の比重が随分上がったぞ、と思いました(笑)。各シーンの勢いや面白さは損なわれていないと思いますし、コメディーとして面白くなるようにという意識で役割を全うしようと思いました。
僕は全然家事が得意じゃなくて、そこは全く共感できないので、龍はすごいなあと思います(笑)。龍が家事に情熱を燃やしている姿が面白いですし、何よりも、一切手を抜かず、丁寧にこなしていることが、すごくすてきで、素晴らしいなと思います。僕は全然似ていないんですよね(笑)。似ているかもしれない部分は、「見た目が龍に似ている」という理由もあって、実写版PVをやらせていただくことになったので、顔や見た目が少し似ているんじゃないかなと思います。
アフレコは、僕一人がブースに入って、同じフロアにある別のスタジオで、ほかのキャストさんが入れ替わっていく方法で録りました。ブースでは孤独でしたが、美久や(龍の舎弟の)雅がしゃべるというオンタイムでのやり取りはできたので、やっていて楽しかったです。ほかのキャストさんが出してくるニュアンスを、しっかり受けてやれたことは、ありがたかったです。
正直、反響はすごかったです。スタッフさんやキャストさんだったり、思わぬ方々から「面白かったよ」って言っていただけて、うれしかったです。海外の方のリアクションもとても多く頂いて、「これは海外でも通用する笑いなんだ」というのが認識できたので、今回Netflixでアニメをやらせていただくことが、すごく楽しみです。
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