【インタビュー】映画『ホテルローヤル』波瑠 ラブホテルを舞台にした群像劇「見てくださった方の背中を押せる作品になればいいなと思っています」

2020年11月12日 / 06:15

-松山ケンイチさんが演じるアダルトグッズ販売会社の営業・宮川と雅代のホテルの一室でのシーンも印象的でした。

 あのシーンは、長回しで撮影しました。松山さんは、気遣いがよくて、私が自分のことだけに集中できる空間を作ってくださるので、とても頼もしく感じていました。こちらが無理をしなくても、そこに(雅代たちが劇中で呼んでいる呼び名の)“えっち屋さん”としていてくださっていたので、安心して自分の演技ができました。

-改めて、作品の見どころを。

 (原作の)桜木先生が、この作品について「何かから積極的に逃げるということは、変換するとものすごく前向きな行為なんじゃないか」とおっしゃっていて、目からうろこでした。それを聞いて、ラブホテルを舞台にして、そこでさまざまな事件が起きるという物語ですが、最終的にはとても前向きな映画なのかもしれないと思いました。この作品を見て、どう感じるのかは見てくださった方の自由だと思いますが、どこかで、見てくださった方の背中を押せる作品になればいいなと思っています。

(取材・文・写真/嶋田真己)

(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会

映画『ホテルローヤル』は11月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

千葉雄大、「映像の人」「舞台の人」という「垣根をなくしたい」 友近と挑む二人芝居・リーディングドラマ「老害の人」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。  物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む

小手伸也、「映像ではテンションの7割しか出していない」 リミッターを解除して臨む舞台初主演作「コテンペスト」

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。  本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む

【映画コラム】4月後半公開の映画から『人はなぜラブレターを書くのか』『今日からぼくが村の映画館』『ソング・サング・ブルー』

映画2026年4月24日

『今日からぼくが村の映画館』(4月17日公開)  南米ペルー、アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、風が運んできた新聞の映画広告を手にする。導かれるままにたどり着いた移動映画館で初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了され … 続きを読む

小林虎之介「名前と同じ『虎』の字が入った役名に、ご縁を感じています」連続テレビ小説初出演で、主人公の幼なじみを好演中【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年4月23日

-りん役の見上愛さんとの共演はいかがですか。  見上さんは、お芝居のスイッチをすぐに切り替えられる器用な方で、同世代の俳優としてとても刺激を受けています。現場では、大変なことも多いはずですが、常に元気いっぱい、楽しそうで。そんな見上さんが、 … 続きを読む

浦井健治が演じる童磨がついに本格参戦!「童磨を本当に愛し抜いて演じられたら」舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月23日

 舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入が6月13日から上演される。原作漫画「鬼滅の刃」はコミックスの全世界累計発行部数が2億2000万部を突破。その大人気作品の舞台化で、シリーズ6作目となる本作では、柱稽古、そして無限城の戦いを描く … 続きを読む

page top