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どこか達観している部分もあり、終盤は自分の行く末を分かっているような気持ちでいました。その一方で、“麒麟が来る道”をいつまでも模索していたように思います。
第二十三回、誰も味方がいなくなった義輝がたった一人で光秀と対面するシーンは、将軍とはいえ、一人の人間の危うさのようなものがあり、印象的でした。
“剣豪将軍”と呼ばれる義輝について調べる中で、史実から創作まで、さまざまなエピソードが残っていることを知りました。その中から、合理性や物語性、さらに今回の大河ドラマの目指すところを意識して、殺陣を考えていただいています。僕としては、武家の棟梁らしく、勇ましく散ることができたら…と思っていました。今までにない立ち回りになっているので、細かい部分も見ていただければ幸いです。
(取材・文/井上健一)
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