エンターテインメント・ウェブマガジン
全く同じにはできないので、1回目と2回目とでは当然変わります。でも、お客さんは同じ人なので、「申し訳ないけれど、2回やって、いいところを編集して使う」というお断りを入れました。ただ、三谷さんはお客さんに、「同じ人が、同じ役で、同じせりふでやっても、こんなに変わるんだ、というのも楽しんでほしい」と言っていました。だから、わざわざ突拍子もないようなことをしなくても、同じせりふと段取りでやっても、毎回面白いんです。慎吾くんも、1回目と2回目とでは言い方が変わってくるので、「その言い方ならこう返そう」というのが、僕との間で生まれてくる。それも楽しかったです。
僕は汗っかきなんですけど、今回、慎吾くんも同じだということを発見しました。毎回終わると、お客さんに向かってカーテンコールをやったのですが、ふと、顔を見合わせると、お互い汗だくで、いつも2人で笑っていました。これが普通のドラマなら、ワンカットずつ撮るので、汗は拭くわけです。ただ、今回は一連で、流して撮っているので、慎吾くんも僕も、汗がリアルに映っています。だから、みんなの緊張感や息遣い、汗などを感じていただけるのではないかと思います。
(取材・文/田中雄二)
ドラマ2025年9月4日
-新之助の親友ともいえる蔦重を演じた横浜流星さんの印象はいかがでしたか。 横浜さんほどストイックな座長は見たことがありません。共演は今回が初めてですが、実は横浜さんとは10年位前からオーディションでよく見かけていて、ワークショップでも一緒 … 続きを読む
映画2025年9月4日
-吹き替えで難しかったところと楽しかったところはありましたか。 初めてのことだったので、付いていくのに必死な部分もありましたし、基本的には全てが難しかったのですが、それと同じぐらいの楽しさもありました。自分が当てた声を見たり聞いたりする時 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月3日
-劇団☆新感線は45周年を迎えますが、小池さんも今年、45歳になります。40代になって変わったところはありましたか。 みんな同じだと思いますが、疲れが取れない(笑)。気持ちだけではどうにもいかないことがあるなと思いました。女性の場合、更年 … 続きを読む
映画2025年9月2日
-確かにその通りですね。 そういう意味では、その両方が真実でもあると思います。その中で自分でどうにかできるのは、「自分の考える自分らしさ」なのかなと。自分が「こうしたい」「こういうことはしたくない」と考えることが、自然と「自分らしさ」につ … 続きを読む
映画2025年9月1日
『蔵のある街』(8月22日公開) 岡山県倉敷市に住む高校生の蒼(山時聡真)と祈一(櫻井健人)と紅子(中島瑠菜)は、小学校からの幼なじみ。ある日、蒼と祈一は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくん(堀家一希)が神社の大木に登って叫んでいる … 続きを読む