「ドラマの顔は二階堂ふみちゃん」窪田正孝(古山裕一)【「エール」インタビュー】

2020年3月26日 / 08:32

-昨今はあまり聞きませんが、裕一と音のように手紙から始まる交流についてはどうでしょうか。

 とてもいいですよね。中学生の頃に文通していたことを思い出します(笑)。音さんからのラブレターには、ハートマークや音符マークを書かれてあったり、封筒のふちが赤く塗られていたり、おしゃれでかわいらしいんですよ。それに昔の文体だから、一見すると硬い文章ですが、よく読むと結構いちゃいちゃした内容で、ちょっと照れくさくなります。

-父・三郎役の唐沢寿明さんとの共演には、お互いに思い入れがあるようですね。唐沢さんはオファーを受けた理由の一つに「窪田くんが主演だったから」とおっしゃっていました。

 そんなふうに言っていただけるなんて感謝しかありません。唐沢さんは、常にキャスト・スタッフ全員が楽しんで現場にいられるように心掛けていらっしゃって、素晴らしいお人柄だと尊敬しています。ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」では義理の親子役を演じさせていただきましたが、今回は本当の親子になれて、新しい境地に行けた気がします(笑)。

-新境地での朝ドラ経験を通して、役者としてどのような成長・変化を期待しますか。

 大河ドラマ「平清盛」で平重盛役を演じたとき、撮影は1年もありませんでしたが、それでも普通のドラマよりは長いスパンで役の人生を送ることで、カメラ前に立てば自然に役に入れるようになりました。時間をかけるとそれだけのことができるようになるので、1年を通して役を掘り下げることができる朝ドラの撮影が終わった頃には、どう変化しているかは分かりませんが、達成感に満ちあふれていると思います。

(取材・文/錦怜那)

古山裕一役の窪田正孝(左)と古山三郎役の唐沢寿明

 

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