【インタビュー】赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」中村七之助 獅童と兄・勘九郎との共演は「安心感」

2020年3月3日 / 11:00

-稽古中や公演中のリフレッシュ法を聞かせてください。

 兄の影響か、走ることにハマりまして! ランニングにストレッチにプールと、やっています。「いだてん」を見ていたのもありましたが(笑)、今年1月にちょっと走ってみるか、と思って始めたら、案外性に合っていて面白いな、と。最初は全然走れなくて2キロぐらいでハアハア言っていたんですが、今では5キロぐらい普通に走れるようになりました。走るための各種グッズも、兄がたくさん持っていたのでそれを頂いて。もう形からがっちり入っています(笑)。今、(中村)種之助くんという後輩を誘っているんですが、まだ一緒に走りにいけてないんです(笑)。

-そういえば今回公演期間中に七之助さんのお誕生日がありますね。

 (ちらしの公演日程を見て)本当だ! 公演がある日だ(笑)! 久しぶりだなあ公演と重なるのは。

-誕生日のプレゼントとして、お兄さんや獅童さんからもらいたいものとか、こんなことをしてほしいとか、リクエストなどは何かありますか。

 僕は物欲がないので、ほしいものは特にないんです。でもおいしいご飯は食べたいな。そうしたら、兄と獅童さんにおいしいお店に、できれば「予約が取れない」店に連れていってもらいたいです(笑)。

(取材・文・写真/こむらさき)

赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」

 赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」は、5月5日~24日にTBS赤坂ACTシアターで上演。
公式サイト https://www.tbs.co.jp/act/event/ookabuki2020/

 

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