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初めて舞台に立ったときは、正直怖かったんです。それまでにも舞台をいろいろと見ていて、生のお客さんの前で、すごい量のせりふを覚えて演技をして…本当に舞台に立つ人はすごいと思っていました。超人的というか…。なので、いざ、自分がそこに立つとなったときには、不安ばかりでした。でも、いざやってみたらなんとかこなすことができた。プレッシャーも重圧もありますが、だからこそ、それを乗り越えたときに、強くなれるのかなと思います。舞台は密度が濃い時間を過ごすことができるので、役者としてすごく成長できていると思います。
役者をやっていく上で、常に上を目指していきたいと思っているので、自分自身を成長させるといった意味でも、大きく成長できる舞台はこれからも続けていきたいです。舞台を終えた後は、本当に役者をやっていて良かったと思えるんです。映像はその後も残っていくものですが、舞台はそのときだけのものなので、そこに尊さを感じます。後には残りませんが、ともにした時間は今でもすべて鮮明に全部覚えています。それだけ強い思いを持ってやっているんだと思います。
役者さんたちに「宮沢氷魚と共演してみたい」と思ってもらえるような役者になりたいですし、演出家さんや監督さんに「ぜひ、宮沢氷魚でやりたい」と思ってもらえる役者になりたいです。
本作を楽しみにしてくださっている方たちの期待に応えたいと思っています。1985年の公演とはまた違ったものになると思いますが、新しい「ピサロ」を作る気持ちでこれから稽古に挑んでいきたいと思っています。
(取材・文・写真/嶋田真己)
PARCO劇場オープニング・シリーズ PARCOプロデュース「ピサロ」は、3月13日~4月20日、都内・PARCO劇場で上演。
公式サイト https://stage.parco.jp/program/pizarro/
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