ゴーマン シャノン 眞陽 (まひな)「ブレンダン・フレイザーさんは、心も体も大きな太陽みたいな存在の人です」『レンタル・ファミリー』【インタビュー】

2026年2月26日 / 08:00

 東京で暮らす落ちぶれた俳優のフィリップが、レンタル・ファミリーの仕事を通して自分自身を見つめ直していく姿を描く『レンタル・ファミリー』が2月27日から全国公開される。『ザ・ホエール』でアカデミー主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザーが主演し、全編日本で撮影を敢行した本作で、フィリップが“父親役”となった少女・美亜を演じたゴーマン シャノン 眞陽 (まひな)に話を聞いた。

ゴーマン シャノン 眞陽 (C)エンタメOVO

-今回はオーディションを受けて役に決まったんですね。どうして受けようと思ったのですか。

 所属事務所から「ハーフの女の子役のオーディションがあるけどやりませんか」と言われて、「やってみたいな」と思いました。お母さんも「やってみよう」と言ってくれたので、3回オーディションを受けました。でも、1カ月ほど何の連絡もなかったので、受からなかったのかと思っていたら、事務所の人から「シャノン受かったよ」って連絡があって、もうすごく興奮しました。お母さんが電話に出て「シャノン受かったって!」と言われたけれど、最初は信じられなくて「冗談? ドッキリじゃないの」みたいな感じでしたが、お母さんの涙を見て「本当なんだ」と思って、泣いてしまいました。そして「早く撮影がしたい」と思いました。

-最初に脚本を読んだ印象はどんな感じでしたか。

 「レンタル・ファミリー」というものがあることを知らなかったので、何でそういう題名なのかなと。レンタカーみたいな感じの人や家族のことなのかなと脚本を読みながら想像しました。本読みはオンラインでしたが、ブレンダン(・フレイザー)さんはニューヨーク、(柄本)明さんは多分家にいて、みんなが違う所にいてもできるんだ、画面に私が映っているのですごいなと思いました。HIKARI監督とスティーブン(・ブレイハット)さんが書いた物語は、ほんとにすてきだなと思いました。

-今回の役は、英語と日本語を話す役でしたが、普段はどんな感じで会話をしているのですか。

 お父さんが、日本語を話せないので、家では大体英語で話しています。日本の学校に通っているので、朝の8時ぐらいから夕方の4時ぐらいまでは日本語で、家に帰ってからは英語です。

-では普段からバイリンガルなので、今回は言葉の面では大変ではなかった?

 前に学校で「首を突っ込まないで」って言おうとしたんです。でも英語だと「鼻を突っ込むな」って言うので、つい「鼻を突っ込まないで」って言ったら、みんなに笑われました。発音についても、撮影の時に、例えばお母さんとのシーンで「もういい。あっち行って」って言うところで、ちゃんと言えるようになるまで何回も練習して、やっとオーケーになりました。普段、発音などは気にしないので日本語の方が難しかったです。

-実際に演じてみていかがでしたか。

 楽しかったです。たくさん映画に出て、いろんな人になってみたいという小さい頃からの夢に一歩近づけたような、「人生ゲーム」のスタートでサイコロを振ったような気持ちでした。

 
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