渡辺謙、NHKのコント特番ではじける 「全部見ていただくと相当やばいかも」

2019年8月9日 / 05:15

 NHKコント特番「君は天才!」の試写会が7日、東京都内で行われ、主演の渡辺謙が出席した。

 本作は、広告代理店「電報堂」を舞台に、渡辺がちょっと豪快な営業部長を演じるドラマ仕立てのコメディー。部下やクライアントを相手に、非現実とリアルが入り交じった人間喜劇を繰り広げる。

 渡辺は、声が大きく「君は天才」が口癖の営業部長・五十風役で、これまでのイメージを180度覆すような、はじけっぷりを披露する。

 会見の冒頭で渡辺は「これまでNHKさんでは素晴らしい作品に出演させてもらってきましたが、今日ほど自信がなく、居心地の悪い状態で皆さまの前に立つことはありません」と気まずそうにコメント。

 試写では、89分番組の冒頭30分が公開されたが、渡辺によると後半が特に「滅茶苦茶」だそうで、「ある種、常軌を逸している。全部見ていただくと相当やばいかも…」と苦笑した。

 とはいえ、企画、脚本の段階から渡辺本人が参加するほどの意欲作。某CM、某番組のパロディーも満載で、渡辺は「これほどNHKのコンプライアンスと闘った作品は初めてかも」としながら、「どこまで僕たちが面白がっていることを世の中に面白く思ってもらえるか、リトマス試験紙のような作品。上質な大人のエンターテインメントを作りたかった。これが視聴者の皆さんに伝われば…」と願いを込めてアピールした。

 劇中では、渡辺が顔面を洗濯ばさみで挟まれる罰ゲームのシーンも。渡辺は「最初は某TV局の年末番組の罰に近いことをやろうと話していたんだけど、それだと二番煎じになる。でも『ノーペイン、ノーゲインだよね』となって洗濯ばさみに決まりました」と説明。

 コントの定石である頭から水をかぶる場面では、「首に影響が出るぐらいの大量の水を用意していただき、体を張ってやらせてもらいました」と、渋い顔で振り返った。

 番組は、BSプレミアムで10日、午後10時から放送。再編集版をNHK総合で9月28日、午後11時から放送。


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