エンターテインメント・ウェブマガジン
渡辺謙(左)と加瀬亮
映画『ベル・カント とらわれのアリア』のジャパンプレミアが9日、東京都内で行われ、出演者の渡辺謙と加瀬亮が登壇した。
本作は、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得たアン・バチェットの小説を映画化。副大統領邸を占拠したテロリストと人質たちの交流を描く。
人質となる実業家ホソカワを演じた渡辺は「2年半前、ニューヨークとメキシコでこの映画を撮ってきました。なかなかハードな内容ですが、人間の機微が描かれた作品なので、たっぷり楽しんでいただけたら」とアピールした。
ホソカワと行動を共にする通訳ゲンを演じた加瀬は、渡辺とは『硫黄島からの手紙』(2006年)以来の共演となった。「謙さんはアメリカでも誰もが知っている世界的な俳優。(前は)ほとんど絡みがなかったけれど、今回改めて近くでがっつり絡むことができていい勉強になりました」と喜びを語った。
通訳ゲンは、英語のほか、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語を操る役どころ。加瀬は「最初はちょっと無理かなと思ったけど、台本がとてもよかったので、せりふを一生懸命練習して挑んで使ってもらいました」と、オーディションに参加したことを語った。
「演技うんぬんの前に語学の勉強に必死だった」そうで、「撮影に入ってからもコロンビア大学の学生が(撮影)休みに来てくれて、ずっと部屋でスペイン語をやってました」と振り返った。
そんな加瀬を見ていた渡辺は「土日でも『加瀬、ちょっと気分転換に飯行くか?』と言えないぐらいの顔をしていた。とりあえず今は触らないで集中させてやろうと。たまに『よく頑張ったな』とおにぎりを差し入れるぐらい」と明かした。
加瀬も「あんまり苦労話をするのは好きでないけどすごく大変でした」と苦笑しながら、「朝、楽屋に行くと、いつも謙さんの握ったおにぎりが置いてあって。『硫黄島~』のときも、よく謙さんの家でご飯をごちそうになったのですが、いつも励ましてくれました」と語った。
映画は11月15日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
ドラマ2025年12月23日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む
映画2025年12月23日
12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む
2025年12月22日
2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。 一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む
ドラマ2025年12月22日
間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む
ドラマ2025年12月20日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む