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女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして同世代の女性を中心に支持される一方、日本テレビ系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」では“出川ガールズ”の一員として、キュートな笑顔を振りまきながら体当たりロケに挑戦し、その姿が「けなげでかわいい」とファン層を広げている堀田茜。そんな彼女の三つ目の顔が“女優”。バラエティーでの経験を生かして、女優としても飛躍を願う堀田の未来予想図を聞いてみた。
「バラエティー色が強すぎるのも悩みですよね…」。そう言って笑う堀田は、「イッテQ!」のレギュラーメンバーで芸人・出川哲朗がメインを務める企画ロケに同行する“出川ガールズ”のイメージが強く、河北麻友子や谷まりあと共に、ライバル心バチバチのトークや、体を張ったパフォーマンスで人気は上昇中。
「20代前半は好奇心旺盛で、やれることは何でもやりたいし、吸収したいことは何でも吸収したかった」という思いから、番組オーディションに臨んだそうで、「出川ガールズになれたことは人生のターニングポイントです。知名度はグッと上がったし、仕事の幅も広がったので、とてもうれしいです」と笑顔を見せる。
リアクション芸の師匠である出川については、「『バラエティー番組も一つの作品だ!』とよくおっしゃっていて、自分が納得いくまでスタッフさんと話し合われて、何が面白いかを常に追求されている姿は素晴らしいです」と敬意を表すと、彼の影響を受け、「素を出すことが怖くなくなりました」と自身に起こった変化も告白。
さらに、「これからもいろんなことに挑戦することで、何が来ても大丈夫!と思えるほど、肝が据わった人間になりたいです」と期待を寄せた。
そんな堀田の初主演映画が恋愛アプリゲームを実写化した『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』(全国公開中)。彼氏の浮気発覚をきっかけに婚活パーティーに参加したヒロインが、ハイスペックな10人のオトコたちの嘘を見抜きながら、真実の愛をつかむ姿を描いた新感覚“恋愛ミステリー”。共演に、稲葉友、西銘駿、岩永徹也、久保田悠来ら、若手イケメン俳優が名を連ねる
オファーをもらったときは、驚きと同時に「演技に自信があるわけでもない私が、こんな大役を担ってもいいのか…」と不安がよぎったという。しかし、きちんと芝居経験を積み、主演を一つの目標に掲げていたこともあって覚悟を決めた。
「個性的な10人の男性キャラクターは、原作にリスペクトを持って、実力ある俳優さんたちが忠実に再現されています。私も当時の記憶がないぐらい自分を追い込んで頑張りました。男性のうそを見破ったときの『ダウト!』ポーズは映画の肝になるので、表情や指差しの角度は格好良さを追求して、永江二朗監督といろいろ話し合って作り上げました」と自信をのぞかせた。
そして、「バラエティータレントやモデルのイメージが強いと思うので、女優としての私をどう受け止めてくださるのか緊張します」とはにかみながらも、「主演という大役を担わせていただいたからには、根拠のない自信でも持たなきゃいけませんよね。大勢の方が、たくさんの時間を費やして作り上げたこの映画に恥じないように、胸を張って『私は女優です!』と言いたいです」と言葉に力を込めた。
思いのほか芝居に対する情熱をたぎらせる堀田の姿は少し意外だ。現在26歳、歴代のCanCamモデルを見ていると、そろそろ卒業を視野に入れてもおかしくないが、今後の進路はどう考えているのだろうか? すると、「モデル、タレント、女優の三つを同じ割合でやっていくことは不可能だと思うので、お芝居に専念しつつ、空いている時間に大好きなファッションや音楽に触れ合っていくことが理想です」と女優宣言。
実は堀田は、モデル活動を始めたときから芝居に興味を持っており、女優デビュー作となったフジテレビ系ドラマ「恋の合宿免許っ!」(14)は自らの意志でオーディションを受けて役をつかんだ。かつてない体験はとても楽しくもあり、悔しくもあったが、「負けず嫌いな性格なので、もっとうまくなりたい」と意欲が湧いたと回顧。
フジテレビ系ドラマ「感情8号線」(17)にメインキャストの一人で出演したときも、あまりの自分のふがいなさに打ちのめされるとともに、何度経験しても正解が見えない、まるで自分との闘いのような芝居の魅力にはまったのだとか。
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