【インタビュー】映画『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』堀田茜 女優宣言! 群雄割拠を勝ち抜く武器は“出川ガールズ”で培ったバラエティーセンス

2019年10月11日 / 17:52

 最近も、日本テレビ系連続ドラマ「3年A組 今から皆さんは人質です」(19)の教師役で出演し、菅田将暉をはじめ、片寄涼太、永野芽郁、上白石萌歌といった若手役者の演技合戦を目の当たりにし、「あんなに白熱した現場に身を置いたとき、自分だったらどれぐらいできるのか試してみたい」と刺激を受けたことを打ち明けた。

 かなり前のめりの姿勢だが、気合だけでは生きていけない厳しい世界。ライバルも多く、玉城ティナ、中条あやみ、池田エライザ、山本美月など、“モデル出身女優”や“モデル兼女優”枠を奪取するには、他を圧倒する自分らしい武器が必要だ。

 堀田は、「ここまでバラエティーに出ている人はいないし、そこで培われたリアクションや瞬発力、振り切った演技には自信はあります」とアピールすると、「コメディーにも挑戦して、自分の味を出していきたい」と意気込みを語った。具体的には「福田雄一監督や宮藤官九郎さんの作品で、ぶっ飛んだ役とか、見た目はきれいなんだけどメンヘラみたいな役をやってみたい」と声を弾ませた。

 モデルからスタートし、着実に夢をかなえて進化している堀田。バラエティー畑で培ったセンスと瞬発力を武器に、コメディエンヌとしての才能を開花させる日はそう遠くないかもしれない。

(取材・文・写真/錦怜那)

『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』全国公開中
公式サイト:http://doubt-movie.com/

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

エマニュエル・クールコル監督「社会的な環境や文化的な背景が違っても、音楽を通して通じ合える領域があるのです」『ファンファーレ!ふたつの音』【インタビュー】

映画2025年9月18日

-劇中に流れるさまざまな曲は、全て監督のチョイスですか。  音楽は全て私のチョイスです。こういうシーン、こういう状況だったらこの音楽は意味があるかなと考えながら一つ一つ選んでいきましたが、いろんな人たちの意見も聞きましたし、私自身もたくさん … 続きを読む

前田旺志郎「世の中に関心を持つ大切さに気付いた」窪塚愛流「止まっていた時間が動き出した」初共演の2人が福島原発事故を題材にした映画で感じたこと『こんな事があった』【インタビュー】

映画2025年9月16日

-お芝居に悩んだり、難しさを感じたりすることはありませんでしたか。 前田 たくさんあります。でもその都度、松井監督と相談しながら進めていきました。迷ったときは、松井監督を信じればいい、という信頼関係が出来上がっていたので。 窪塚 松井監督は … 続きを読む

グイ・ルンメイ、真利子哲也監督「お互いが思い合うからこそすれ違う。でもそこには愛があるという家族の形を描きたかった」『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』【インタビュー】

映画2025年9月12日

-ルンメイさん、夫・賢治役の西島秀俊さんの印象はいかがでしたか。 ルンメイ 今回西島さんと一緒にお仕事ができたことはとても光栄でした。西島さんは経験豊かな方なので、私は現場でとても安心して演技をすることができました。西島さんがいろんなエネル … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(3)無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む

北村匠海 連続テレビ小説「あんぱん」は「とても大きな財産になりました」【インタビュー】

ドラマ2025年9月12日

-小学生の頃、絵画教室に通われていたそうですが、演じる上で役立った部分はありますか。  僕は子どもの頃から、絵画教室に通ったり、自宅では粘土で架空のモンスターを作ったりしていました。そういう創作を楽しむ部分は、嵩に通じるものがありました。前 … 続きを読む

Willfriends

page top