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「女にも、意地と誇りはあるんじゃあ!」というせりふがあるのですが、女性がものを言いにくかった時代に、これを9歳の喜美子が屈託なく言う強さが魅力的だと思います。だから、今後どういう脚本が仕上がってくるかは分かりませんが、年を重ねても喜美子の意志の強さや、みんなに愛情と笑顔を送り続けるところは変わらないだろうから、そこはぶれないように大切に演じたいです。
体力を使いました。無敵でエネルギッシュな10代を全身を使って表現していたので、撮影が終わると汗をかいたり、息切れしたりしていました(笑)。
一人の女性の人生がお茶の間に元気と愛を送るドラマだと思います。チーフプロデューサーの内田(ゆき)さんが「原点を大切にしたい」とおっしゃっていたので、「スカーレット」には皆さんが“朝ドラ”に持つイメージがあると思います。近年、“朝ドラ”にはさわやかなイメージがありますが、今回は泥くさいです。でも、力強く生きる喜美子たちの姿はきっといとおしく感じられるじゃないかと思います。全国の皆さんに応援してもらえる存在になれたらうれしいです。
(取材・文/錦怜那)
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