エンターテインメント・ウェブマガジン
周囲からは「特別な女性」と見られていましたが、前畑さん自身は、試合直前に「勝てへん!」と不安になって控え室を歩き回ったり、「この男子選手がカッコいいよね」みたいな話を女子同士で繰り広げたりする普通の女の子。そういう一面に、すごく共感できました。「こんなにすごい選手でも、プレッシャーを感じ、期待や不安を胸に秘めて戦っていたんだ」と考えたら、役に懸ける気持ちがどんどん膨れ上がって…。私自身も平泳ぎが大好きだったので、「水泳に対する気持ちがリンクすればいいな」と思い、「誰よりも水泳を愛そう」という気持ちで練習に取り組むことができました。
知っていました。祖母が水泳をやっていたので。出演が決まったことを報告したら、ものすごく喜んでくれました。祖母の世代にとって、前畑さんはものすごく輝いた女性だったようです。元々私が苦手だった水泳を始めたのも、祖母がきっかけです。水泳が得意な祖母を見て「なぜ、おばあちゃんのように泳げないんだろう」と悔しくなり、小学4年生の時から祖母と同じスイミングスクールに通わせてもらいました。おかげで今回は、いい恩返しができました。
とても楽しかったです。オリンピックのシーンは、ずっと水の中にいたので、体力的にも精神的にも大変でしたが、水泳チームの仲の良さに支えられました。あのメンバーと一緒でなかったら、乗り越えられなかったかもしれません。「『いだてん』の中で、水泳チームが一番仲がいい」と言われるくらい絆が深まったので、撮影が終わっても、ずっとこの関係が続いていったらいいな…と思っています。
(取材・文/井上健一)
映画2025年10月17日
-豪華キャストが生き生きとコメディーを演じているのが「オリバー」の人気の理由ですが、そういうアイデアは、現場で出演者の皆さんから出てくる部分も多いのでしょうか。 オダギリ みんなで楽しもう、という雰囲気はあるとは思うんですが、コメディーって … 続きを読む
映画2025年10月17日
『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開) 病弱な体のため、学校にも通えず毎日独りで家の中で過ごしてきた桜井萌(當真あみ)。彼女のひそかな夢は、自分の誕生日に好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという、6月の満月 「ストロベ … 続きを読む
映画2025年10月16日
-そうやって出来上がったふわふわとした初五郎の存在が、対照的に絵の道を極めようとする北斎親子の生きざまを際立たせている印象です。北斎親子についてはどのような印象を持たれましたか。 2人とも自分の意志を曲げないので、ことあるごとにぶつかり、 … 続きを読む
映画2025年10月15日
-団塚監督の印象は? 遠藤 出来上がった映像を見て、びっくりしました。予想だにしないアングルがあったり、編集にも想像がつかないような斬新さがあって面白かった。監督は、撮影中に何か言う時も、この若さでと思うぐらいとても適切でした。言うことが全 … 続きを読む
ドラマ2025年10月14日
-日々の撮影を乗り切るリラックス方法、元気と健康の秘訣(ひけつ)は? 食事、睡眠、運動にはもちろん気を遣っています。ただ大事なのは、心の持ちようだと思います。「5時間しか寝ることができなかったじゃなくて、5時間も寝ることができた」とかね。 … 続きを読む