「杉村は数カ国語を使いこなす外交官。説得力のある話し方や振る舞い方を心掛けました」加藤雅也(杉村陽太郎)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】

2019年9月2日 / 14:38

-杉村と田畑の関係はどうなるのでしょうか。

 オリンピックはスポーツの祭典であり平和の祭典であるということを、杉村は田畑から学んでいきます。政治的外交の点では自分が一流でも、オリンピックについては田畑の発言に一理ある。それを徐々に理解していくに違いありません。

-加藤さんから見た宮藤官九郎さんの脚本の魅力とは?

 宮藤さんの脚本は、マニアックな部分があってとても面白いのですが、演じるのはなかなか難しい。ただ「やる」だけでは、その面白さが伝わらないんです。阿部さんも役所広司さんも、そのあたりを分かっているので、ちょっとした表現で膨らませていく。素晴らしいと思いました。

-加藤さんが感じる「いだてん」の魅力とは?

 僕たちのオリンピックパートももちろん魅力的ですが、個人的には(古今亭)志ん生(ビートたけし)と五りん(神木隆之介)が登場する落語パートが大好きです。“べらんめえ口調”で野次を飛ばしたりするところなんて、大河ドラマでここまでやっていいのかという痛快さ(笑)。ぶっ飛んでいて、非常に楽しいです。

(取材・文/井上健一)

杉村陽太郎役の加藤雅也

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】夏にちなんだ異色ホラーを紹介『オブセッション 災愛』『ユースフル・ゴースト』『だぁれかさんとアソぼ?』

映画2026年7月24日

 一方、タイから届いた『ユースフル・ゴースト』(10日公開)は、さらに大胆な発想で観客を驚かせる。粉じん公害が深刻化したバンコクで、呼吸器疾患によって妻ナット(ダビカ・ホーン)を失ったマーチ(ウィットサルート・ヒンマラート)の前に、彼女の霊 … 続きを読む

関口メンディー「舞台での経験を積んでいきたい」 初主演舞台タクフェス第14弾 「北の島から」で家族愛を描き出す【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月24日

 宅間孝行が主宰するエンターテインメントプロジェクト「タクフェス」の最新作、第14弾「北の島から」が11月20日から上演される。主演を務めるのは、本作が舞台初主演となる関口メンディー。日本最北の島・礼文島を舞台に、家族の絆を描き出す本作で、 … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#「オディソパンマリヤ」、なぜKドラマのケンカは「タメ口」から始まるのか

ドラマ2026年7月23日

▽ドラマが映すパンマル  その感覚は、ドラマを見るとよく分かる。  「トッケビ」では、中年女性がチキン店の若い女性店主を従業員と思い込み、高圧的なパンマルでまくし立てる。店主は最初こそ敬語で受け流すが、無礼が続くと、すっとパンマルに切り替え … 続きを読む

星乃あんな「この映画で「ザ・Jホラー」の魅力を思う存分に感じてほしいと思います」『だぁれかさんとアソぼ?』【インタビュー】

映画2026年7月23日

-姉の小春役の鎮西寿々歌さんはどんな印象でしたか。  SNSやテレビでずっと見ていたので、最初は話しかけていいのかなと思っていましたが、撮影が始まる前の本読みの時から、鎮西さんから「今何歳?」「学校では何をしているの」とフレンドリーに話しか … 続きを読む

望海風斗&坂本昌行が初共演で挑む、新たな「ファニー・ガール」 「元気とパワーと自信をもらえる作品」に【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月22日

 望海風斗と坂本昌行が出演するミュージカル「ファニー・ガール」が、9月8日から日生劇場で上演される。本作は、ニューヨークのブロードウェーレビュー、ジーグフェルド・フォリーズの大看板だったファニー・ブライスの伝記ミュージカルとして1964年に … 続きを読む

page top