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オリンピックはスポーツの祭典であり平和の祭典であるということを、杉村は田畑から学んでいきます。政治的外交の点では自分が一流でも、オリンピックについては田畑の発言に一理ある。それを徐々に理解していくに違いありません。
宮藤さんの脚本は、マニアックな部分があってとても面白いのですが、演じるのはなかなか難しい。ただ「やる」だけでは、その面白さが伝わらないんです。阿部さんも役所広司さんも、そのあたりを分かっているので、ちょっとした表現で膨らませていく。素晴らしいと思いました。
僕たちのオリンピックパートももちろん魅力的ですが、個人的には(古今亭)志ん生(ビートたけし)と五りん(神木隆之介)が登場する落語パートが大好きです。“べらんめえ口調”で野次を飛ばしたりするところなんて、大河ドラマでここまでやっていいのかという痛快さ(笑)。ぶっ飛んでいて、非常に楽しいです。
(取材・文/井上健一)
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