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今宮の根底にあるのは、敵・味方関係なく「人間として、相手とどう接するか」という考え。例えば、詐欺の被害に遭ったおばあちゃんに話を聞きに行くときも、「話を聞く対象」ではなく、きちんと「1人の人間」という姿勢で向き合う。だから、お宅に伺ったときは、出されたお菓子をおいしくいただく一方で、犯人を捕まえられない申し訳なさから、座布団には座らなかったり…。そういう、人間としての芯の部分については、監督がものすごくこだわっていました。加地くんにも、それと同じように接しているんだろうなと。ただ、本人は自覚していませんが、今宮がそう考えるのには、きちんと理由があります。それも、次第に明らかになっていきます。
「怖い」の一言です。正解を持ってやっていなかったので、お任せするしかなくて…。ただ、西谷監督をはじめ、スタッフ、キャスト全員が安達さんの脚本を信頼していたので、それに沿ってやっていれば、絶対に間違いはないだろうと。後は視聴者の皆さんに委ねるしかないので、ぜひ感想を聞かせてほしいです。
この物語は、実際に起きた事件を基に、綿密な下調べと、協力してくださった記者の皆さんや、警察関係の方々のお話があって出来上がっています。大げさなドラマだと思わず、隣にある話だと思って見ていただけたら。ドラマとしても、展開がスピーディーで内容も濃いので、毎回、ジェットコースターに乗っているみたいにあっという間です。ぜひ楽しんでください。
(取材・文/井上健一)
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