エンターテインメント・ウェブマガジン
今宮の根底にあるのは、敵・味方関係なく「人間として、相手とどう接するか」という考え。例えば、詐欺の被害に遭ったおばあちゃんに話を聞きに行くときも、「話を聞く対象」ではなく、きちんと「1人の人間」という姿勢で向き合う。だから、お宅に伺ったときは、出されたお菓子をおいしくいただく一方で、犯人を捕まえられない申し訳なさから、座布団には座らなかったり…。そういう、人間としての芯の部分については、監督がものすごくこだわっていました。加地くんにも、それと同じように接しているんだろうなと。ただ、本人は自覚していませんが、今宮がそう考えるのには、きちんと理由があります。それも、次第に明らかになっていきます。
「怖い」の一言です。正解を持ってやっていなかったので、お任せするしかなくて…。ただ、西谷監督をはじめ、スタッフ、キャスト全員が安達さんの脚本を信頼していたので、それに沿ってやっていれば、絶対に間違いはないだろうと。後は視聴者の皆さんに委ねるしかないので、ぜひ感想を聞かせてほしいです。
この物語は、実際に起きた事件を基に、綿密な下調べと、協力してくださった記者の皆さんや、警察関係の方々のお話があって出来上がっています。大げさなドラマだと思わず、隣にある話だと思って見ていただけたら。ドラマとしても、展開がスピーディーで内容も濃いので、毎回、ジェットコースターに乗っているみたいにあっという間です。ぜひ楽しんでください。
(取材・文/井上健一)
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む