【インタビュー】舞台「THE BANK ROBBERY! ~ダイヤモンド強奪大作戦~」乃木坂46・桜井玲香&元木聖也「突拍子もないまさかの展開が畳み掛けてくる」

2019年7月30日 / 16:33

 イギリスで大ヒット上演中の話題のコメディー舞台「THE BANK ROBBERY! ~ダイヤモンド強奪大作戦~」が8月2日に開幕する。数々の演劇賞を受賞し、今イギリスで最も勢いのある頭脳派コメディー劇団“Mischief Theatre”(ミスチーフシアター)の最新作で、全員が詐欺師を演じるサスペンスコメディーだ。主演のサム役を宇宙Six/ジャニーズJr.の原嘉孝、結婚詐欺師のカプリス役を乃木坂46のキャプテン桜井玲香、カプリスの元カレで脱獄囚のミッチ役を元木聖也らが演じ、演出を小林顕作が務める。今回は桜井と元木にお互いの印象や見どころなどを聞いた。

ミッチ役の元木聖也(左)とカプリス役の桜井玲香

-お二人の役柄は元カレ・元カノという関係ですが、共演してみてお互いの印象は?

桜井 元木さんは役柄とは真逆ですよね(笑)。

元木 そうなんですよ(笑)。

桜井 普段はほわんとしている感じなんです。絶対に言わないだろうなみたいなせりふをバンバン言っていて、普段のフワフワ感とは全然違うからファンの人は喜びそうな役柄です。

元木 桜井さんはアイドルの方なので、「アイドルの方にこんなせりふを言わせちゃっていいの?」みたいなのが結構あります。今日も稽古であったんですけど、桜井さんは「大丈夫ですよ」ってサラッと答えていました(笑)。

桜井 全力で言いますよ!(笑)。

-イギリスのコメディー作品に出演すると決まったときはどんな気持ちでしたか。

元木 このお話をもらったときは、本当にすごい舞台がやってきたなと思いました。海外のメディアの評価もすごくて、そんな舞台をいよいよ日本でやるんだと聞いて、個人的には顕作さんと昔から一緒にやっていたので、また一緒にやれるのがすごくうれしかったです。ここまで振り切ったコメディー舞台に出演するのは初めてですし、日本じゃなかなかお目にかかれない作品です。

桜井 私は「Mr.カミナリ」というコメディー舞台に出させていただいたのですが、そのときは客演で、「カワイイね~もうそれでいいよ~」みたいにベタベタに甘やかしてもらって(笑)。

元木 いるだけでいいよみたいな?

桜井 そうですね。本当にゲストみたいな感じでした。だから、本格的にコメディーを演じるというのは初めてと言えば初めてかもしれません。最近はずっとシリアスな作品への出演が続いていたので、それで今回は「何も考えずにずっと笑っていられる作品をやろう」とスタッフさんが言ってくださって、お声を掛けていただいたんです。

元木 それならうってつけの作品だね(笑)。

桜井 でも、ストーリーがすごくしっかりしていますよね。ただ笑えるだけじゃなくて、海外作品ならではの突拍子もない、まさかの展開が畳み掛けてきて、そういうところも含めて素晴らしい作品で、そんな作品に出演させていただけるのは本当にありがたいです。

-本作の見どころは?

桜井 イギリス版とはベースも脚本も一緒ですけど、日本オリジナル感が強く出ているんです。笑いもイギリス人と日本人では感覚が全く違うと思うんですけど、そういうのをしっかり日本人向けに落とし込んで、日本人の方が自然となじんで笑えるように変えていて、いいバランス感で作っていただいています。

元木 日本版は歌がすごく増えているんです。全部の歌が顕作さんオリジナルの作詞・作曲で、すてきで楽しい歌も多いし、ダンスの振り付けも面白いものが多いです。それと、オリジナルの台本が読んだだけじゃ分からなくて、舞台の上に立って作ったんだろうなと思えるようなト書きがたくさんあるんです。だけど、それを稽古で実際にやってみたらすごく楽しかったので、台本の面白さというものをしっかりと表現できていると思います。

-元木さんは戦隊シリーズの「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で怪盗を演じていましたが、今回も泥棒という役ですね。

元木 今はそういうときなのかなと思っちゃいますね(笑)。去年は1年間ずっと怪盗としてお宝を狙う役でしたけど、またお宝を狙って2年目に突入している感じです(笑)。その1年間では、人のことをだましたり、うそをついたり、頭を使って動いたりする役でしたが、今回の役はあまり頭が良くないんです。でも、お宝を狙う姿勢や行動力は一緒なので、そこは似ているなとも思うし、そういう役が得意になってきました(笑)。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

市川團十郎、市川新之助「こういう形で記録に残せたのは非常によかったと思います」【インタビュー】『襲名』

映画2026年9月24日

 十三代目市川團十郎白猿の襲名と八代目新之助の初舞台を正面から捉えた、三池崇史監督のドキュメンタリー映画『襲名』が、9月25日から全国公開される。映画の公開を前に、團十郎、新之助親子に話を聞いた。 -まず、映画を見て感じたことから伺います。 … 続きを読む

尾上松也「金田一耕助を演じる喜びがふつふつと」奥智哉「今の時代にふさわしい作品に」名作ミステリー映画で共演『八つ墓村』【インタビュー】

映画2026年9月18日

 横溝正史原作の名作ミステリーが、令和の時代によみがえる!これまで繰り返し映像化されてきた『八つ墓村』が装いも新たに映画化され、9月18日から全国公開となる。  岡山県の山奥にひっそりとたたずむ八つ墓村で起きる連続殺人の謎に、名探偵・金田一 … 続きを読む

有村架純、石田ひかり、姫野花春「見終わった後ですごく幸せな気持ちになれる映画です」『さとこはいつも』【インタビュー】

映画2026年9月18日

 沖田修一監督が、年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」という女性の人生が交差していく様子をオリジナルストーリーで描いた『さとこはいつも』が、9月18日から全国公開。本作で、35歳の沙都子を演じた有村架純、55歳の里子を演じた石田ひかり、 … 続きを読む

見上愛「樹里ちゃんは周りを安心させる空気感を持っている」上坂樹里「愛さんが私を直美にしてくれました」主演の2人が撮影を振り返る【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年9月17日

 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「風、薫る」。田中ひかるの著書『明治のナイチンゲール 大関和物語』を原案に、明治時代、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込んだ一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)という2人のナースの冒険物語 … 続きを読む

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的作品【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

page top