エンターテインメント・ウェブマガジン
同じ時代に俳優をやっているなら、絶対に一緒にやらなければいけない方だと以前から思っていました。平成中村座の公演を見に行ったときも、ものすごく感動したんです。終了後、食事に誘っていただいたのですが、その時点で勘九郎さんは「いだてん」の主演が決まっていました。僕はまだお話を頂いていなかったので、「絶対一緒にやりたい」と思っていたら出演が決まって…。しかも、四三さんの幼なじみということで、とてもうれしかったです。
中村獅童(金栗実次役)さんもそうですが、歌舞伎俳優の方は、幼い頃から基礎をしっかり学んできているので、発声から何からレベルが段違い。本番の集中力もすごいので、とても勉強になります。
「いだてん」の脚本を書くと決まってから、オリンピックについて相当勉強したはずです。その上、さらに落語という要素を加えてくるところがさすがだなと。しかも、その展開に無理がありません。時代を行き来する構成が複雑だという意見も耳にしますが、かめばかむほど面白くなるような作りになっている。宮藤さんはきっと、ニヤニヤしながら書いているに違いありません(笑)。だからぜひ、一度と言わず、再放送などで二度三度と見て楽しんでほしいです。
どうなるんでしょうね? 僕も知りたいです(笑)。宮藤さんに聞いてみたら、「ちょっと分からない」とはぐらかされてしまいましたが…。ただ、放送を見た宮藤さんからは「美川くんがいいあんばいで効いている」という感想も頂いていますし、もうしばらく出てくることは間違いなさそうです。悩める美川くんが報われることを期待しています(笑)。
(取材・文/井上健一)
舞台・ミュージカル2025年7月4日
2019年に宝塚歌劇団を退団して以降、今も多方面で活躍を続ける紅ゆずる。7月13日から開幕する、ふぉ~ゆ~ meets 梅棒「Only 1,NOT No.1」では初めて全編ノン・バーバル(せりふなし)の作品に挑戦する。 物語の舞台は歌舞 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月3日
▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか? K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む
映画2025年7月3日
-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。 自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む
ドラマ2025年7月2日
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む
ドラマ2025年7月1日
ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む