エンターテインメント・ウェブマガジン
同じ時代に俳優をやっているなら、絶対に一緒にやらなければいけない方だと以前から思っていました。平成中村座の公演を見に行ったときも、ものすごく感動したんです。終了後、食事に誘っていただいたのですが、その時点で勘九郎さんは「いだてん」の主演が決まっていました。僕はまだお話を頂いていなかったので、「絶対一緒にやりたい」と思っていたら出演が決まって…。しかも、四三さんの幼なじみということで、とてもうれしかったです。
中村獅童(金栗実次役)さんもそうですが、歌舞伎俳優の方は、幼い頃から基礎をしっかり学んできているので、発声から何からレベルが段違い。本番の集中力もすごいので、とても勉強になります。
「いだてん」の脚本を書くと決まってから、オリンピックについて相当勉強したはずです。その上、さらに落語という要素を加えてくるところがさすがだなと。しかも、その展開に無理がありません。時代を行き来する構成が複雑だという意見も耳にしますが、かめばかむほど面白くなるような作りになっている。宮藤さんはきっと、ニヤニヤしながら書いているに違いありません(笑)。だからぜひ、一度と言わず、再放送などで二度三度と見て楽しんでほしいです。
どうなるんでしょうね? 僕も知りたいです(笑)。宮藤さんに聞いてみたら、「ちょっと分からない」とはぐらかされてしまいましたが…。ただ、放送を見た宮藤さんからは「美川くんがいいあんばいで効いている」という感想も頂いていますし、もうしばらく出てくることは間違いなさそうです。悩める美川くんが報われることを期待しています(笑)。
(取材・文/井上健一)
映画2025年12月30日
-どんな点が楽しかったのでしょうか。 舞台や実写作品の場合、役を演じていても、どこか自分が残っているんです。でも、アニメーションは外見が自分と全く異なるので、より強い没入感が味わえて。それがすごく楽しかったです。 -そういう意味では、主人 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月29日
映画『うちの弟どもがすみません』やドラマ『リベンジ・スパイ』など、数々の映画やドラマ、舞台で活躍する織山尚大の3年ぶりの主演舞台となる「エクウス」が1月29日から上演される。本作は、実際に起きた事件を基に描かれた、ピーター・シェーファーに … 続きを読む
映画2025年12月28日
【日本映画】 邦画界は、今年も『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『チェンソーマン レゼ篇』『名探偵コナン 隻眼の残像』など、アニメーション作品が興行成績の上位を占めたが、実写映画でも大ヒット作が生まれた。歌舞伎を題材とした … 続きを読む
ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
-この映画は、ちょっとフランス映画みたいなところがありましたね。 分かります。私もそう思いました。確かにそういう味わいがありますね。最初の撮影が、矢添と2人で、部屋で紅茶を飲んでいるシーンだったんですけど、プレイバックしてモニターを見た時 … 続きを読む