エンターテインメント・ウェブマガジン
そうですね…。咲莉ちゃんの印象的なシーンも大体が草刈さんとのシーンでしたからね(笑)。でも、最初になっちゃんを北海道に連れてくるシーンは大事だと思いながら演じていました。原っぱで駆け回るところは草の丈が高くて、身長が低い咲莉ちゃんは大変そうでしたよ。
北海道の夏は短いということで、ロケは去年の6月に早めに始まり、まさに“夏空”のもとで気持ちよく撮影ができると思いましたが、実際は天気が悪くて、雨の日は牛舎内のシーンで乗り切りました。照明で外光を作るのにも時間がかかって、1時間に3カットぐらいしか撮れないから、ちゃんと終わるのか心配になりました。でも、そんな苦労も乗り越え、冬のロケでは撮影の合間にはワカサギ釣りに行ったり、氷点下の中でずっと冷えたビールを飲んだり、とても楽しかったです。豚丼も初めて食べたら、びっくりするほどおいしかったので買って帰りました。
年齢も子役時代の設定と全く同じなので、あて書きしたの?と驚きました。だからこそ、現実世界でなっちゃんみたいな存在が現れたときに、自分なら受け止められるか…と考えると難しいですね。いい子に育ってくれればうまくいくのかもしれないけど、自分の子どもでさえどう育つか分からないし、子育ての正解もよく分からないから、他人の子どもを受け入れることは強いし、すごいことだと改めて思います。まぁ、剛男は無責任に連れてきただけですけどね(笑)。
(取材・文/錦怜那)
2025年9月18日
▼新しい美の概念 志賀直哉や武者小路実篤らと文芸雑誌『白樺』を創刊し、西洋美術を紹介していた柳宗悦(1889-1961)は、浅川兄弟との関わりで初めて朝鮮に興味を持つことになる。 「(彫刻家を目指していた)伯教さんは『白樺』を読み、柳先 … 続きを読む
映画2025年9月18日
-劇中に流れるさまざまな曲は、全て監督のチョイスですか。 音楽は全て私のチョイスです。こういうシーン、こういう状況だったらこの音楽は意味があるかなと考えながら一つ一つ選んでいきましたが、いろんな人たちの意見も聞きましたし、私自身もたくさん … 続きを読む
映画2025年9月16日
-お芝居に悩んだり、難しさを感じたりすることはありませんでしたか。 前田 たくさんあります。でもその都度、松井監督と相談しながら進めていきました。迷ったときは、松井監督を信じればいい、という信頼関係が出来上がっていたので。 窪塚 松井監督は … 続きを読む
映画2025年9月12日
-ルンメイさん、夫・賢治役の西島秀俊さんの印象はいかがでしたか。 ルンメイ 今回西島さんと一緒にお仕事ができたことはとても光栄でした。西島さんは経験豊かな方なので、私は現場でとても安心して演技をすることができました。西島さんがいろんなエネル … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む