エンターテインメント・ウェブマガジン
あのイングリッシュ・コンサーティナーの演奏は、とても難しかったです。鍵盤ではなく、ボタンで音を出すため、その位置を体が覚えるまで練習しなければならなかったので…。練習期間も1カ月ぐらいしかなく、指が筋肉痛になりました(笑)。フランス語で歌も歌うので、撮影の前日は緊張して眠れませんでした。ただ、先生に聞いてみたら、日本中で演奏できる人は10人ぐらいしかいないとか。おかげで僕が11人目になることができました(笑)。
最終回でもイングリッシュ・コンサーティナーを弾く場面があります。戦いの中で唯一、救いになるのが音楽。その音楽で癒やされる人もいるので、「きちんとやらなければ」という責任を感じながら演奏しました。
とても貴重な経験をさせていただきました。1年でどんなものが見えてくるのか、最初は全く分からなかったのですが、素晴らしい先輩役者の方々の、現場での姿をたくさん目にすることができました。亮平さんのストイックな姿勢や、常に工夫を怠らない有起哉さんからも多くのことを学びました。僕自身、最初の頃はいろいろ考えないとお芝居ができなかったのですが、1年続けていたら、考えなくても体が勝手に動くことを実感して驚いています。この経験を今後、どう生かしていけるのか、自分でも楽しみです。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む
映画2025年11月29日
『栄光のバックホーム』(11月28日公開) 2013年のプロ野球ドラフト会議で指名され、鹿児島実業から阪神タイガースに入団した18歳の横田慎太郎(松谷鷹也)。誰もがその将来に大きな期待を寄せていたが、突然横田の目にボールが二重に見えるとい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月29日
氷川きよしが座長を務める「氷川きよし特別公演」が2026年1月31日に明治座で開幕する。本作は、氷川のヒット曲「白雲の城」をモチーフにした芝居と、劇場ならではの特別構成でお届けするコンサートの豪華2本立てで贈る公演。2022年の座長公演で … 続きを読む