エンターテインメント・ウェブマガジン
アウトローな弁護士・美帆と、火事の映像をネットにアップしたことで炎上し、彼女に助けを求める主婦・朋美が世間に立ち向かいながら、やがて固い絆で結ばれていく姿を描いたヒューマンドラマ「炎上弁護人」。本作で主人公・美帆役を演じる真木よう子が、初の弁護士役に挑戦する思いや、世間を騒がせるSNSの炎上など、ネット社会に抱く素直な気持ちを語ってくれた。
今はSNSで事件が発覚して炎上することが多いので、一般の方でも身を正して生きていかなければいけない世の中になったと思います。だから、この題材は注目を浴びるだろうし、共感を得られる面白いドラマになる気がしました。
専門用語とかが難しそうだなぁと、ずっと避けていた弁護士役がついにきたか…という感じです。やりたくないなぁと思いましたが(笑)、話を聞いたらお堅い弁護士ではないということでやらせていただくことにしました。
以前は大手の事務所で企業のリスクマネジメントを担当するやり手の弁護士でしたが、ある炎上案件をめぐり、人間関係のこじれなどもあって辞めて、今はネットをめぐる案件を主に担当しています。とても正義感の強い女性です。
私も正義感は強い方だと思っているので、演じやすかったです。
最初は、ネットの世界は嫉妬と悪意に満ちあふれたえたいの知れない人ばかりいるんでしょと思っている美帆と、ネットの世界にどっぷりはまっている朋美が対立しますが、美帆が朋美を身をていして守ったり、朋美も自分のことをいろいろと話したりしているうちに、だんだんバディものになっていきます。そういうこともあって、美帆にとって朋美はただの依頼人ではなく、面倒な妹みたいに接するようなせりふ回しを心掛けました。
ものすごい数の記者に囲まれるシーンで、マイクが目の前にぶわっと出てくるのですが、昼のワイドショーでよく見る、悪いことをしたお偉方がやられているみたいで、実際にあったらすっごいイヤだなぁと思いました。逃げ場がないですからね。迫られる怖さというか、新しい気持ちを感じさせられました。
舞台・ミュージカル2025年10月29日
本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」が、10月31日から「松竹ブロードウェイシネマ 2025秋」と題した連続上映を開催。トニー賞などを受賞した「エニシング・ゴーズ」「インディセント」「タ … 続きを読む
2025年10月28日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼それは漫画本だった 玉秀斎が小 … 続きを読む
ドラマ2025年10月27日
草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。このドラマは、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添い … 続きを読む
ドラマ2025年10月27日
勝っても笑わず、負けても怒らない。日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で沢村一樹が演じるのは、大手人材派遣会社を率いる敏腕経営者で、日本競馬界有数の馬主の一人、椎名善弘。冷静沈着で、どんな勝負にも動じない男だ。そんな椎名を演じるに当たり、本 … 続きを読む
映画2025年10月24日
10月24日公開の『恋に至る病』は、TikTokで話題になるなどティーンを中心に絶大な支持を集める斜線堂有紀のベストセラー小説を映画化した話題作だ。 内気な男子高校生・宮嶺望と学校中の人気者・寄河景。同じクラスになった2人は距離を縮めて … 続きを読む