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玉山さんは、いろいろな人に気軽に話しかけたりして、場を和ませることがとても上手です。僕には音楽の話をしてくれるなど、話題も豊富で。明治政府はかなりカチッとした雰囲気ですが、そんなときも上手に僕をいじってくれるんです。例えば、僕が体の一部しか映らないような場面があったりすると「この場面の伊藤は、眠っている設定?」「違いますよ!」という感じで(笑)。そういうのは、僕としてもうれしいです。弟子にしてもらいたいぐらいです(笑)。
全く違います。朝ドラの現場は「いかに演者をリラックスさせるか」という雰囲気にあふれていますが、大河の現場は緊張感たっぷり。その分、野心的で貪欲な政治家らしい気持ちも湧いてきます(笑)。同じNHKでも、雰囲気が全く異なるので面白いです。
薩長土肥のうち、薩長がかなり有利な立場にあります。そんな中で繰り広げられる、真っすぐに突っ走る西郷さんと巧みな策略で政治を動かそうとする大久保さんの友情のドラマや、木戸さん、大隈重信(尾上寛之)たちの緊迫したやり取り…。明治政府内もドラマが盛りだくさんですが、それぞれが思惑を秘めた中で、僕はいかにひょうひょうとしていられるかが勝負。虎視眈々(たんたん)と機会をうかがい、自分の力を伸ばしていく伊藤をうまく表現できればと思っています。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む
映画2025年11月29日
『栄光のバックホーム』(11月28日公開) 2013年のプロ野球ドラフト会議で指名され、鹿児島実業から阪神タイガースに入団した18歳の横田慎太郎(松谷鷹也)。誰もがその将来に大きな期待を寄せていたが、突然横田の目にボールが二重に見えるとい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月29日
氷川きよしが座長を務める「氷川きよし特別公演」が2026年1月31日に明治座で開幕する。本作は、氷川のヒット曲「白雲の城」をモチーフにした芝居と、劇場ならではの特別構成でお届けするコンサートの豪華2本立てで贈る公演。2022年の座長公演で … 続きを読む