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では、「どちらが演じやすいか」と尋ねてみると、「普通の役の方が、『自分だったらこういう感情になるな』とか、『こんなふうに言うな』とか、役の思いを大切にしながら自分を重ねることもできるからやりやすいかな」と答えた。
「少年漫画は、芝居というより形っぽくて見せ方が大事。普段のお芝居とは違うところからのエネルギーが必要です(笑)」と本音ももらした。
とはいえ、「それはそれで楽しい」と笑うと、「つい最近までオーディションばかり受けていたけど、今はオファーで役を頂くことが増えたし、役の幅も広がってきました」と自身の成長を喜んだ。
もともとは事務所のオーディションがきっかけで芸能界入り。当初はアルバイト感覚で、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」(11)に出演していたときも「辞めたい」と思っていたというから驚きだ。しかし、初主演したドラマと舞台が連動した仏教専門学校が舞台の青春コメディ―「ぶっせん」(13)で、実力不足や観客を集められないなど、たくさんの悔しい思いをしたことで役者魂に火がつき、今に至っている。
まだ24歳。「今はいろんなことを吸収して、自分を磨く時期」と捉えている吉沢は、「いろいろな役柄に挑戦したい」と意気込みを語ると、近年は漫画のキャラクターを演じることが多いこともあり、「ビジュアルやキャラクター性も含めて、一から監督と話し合いながら作るオリジナルものも久しぶりにやりたい」と目を輝かせた。
最後に、本作のキャッチコピー「恋をすると、オトコは変わる」にちなみ、恋愛観も探ってみると、「恋をしていると何をしていても楽しくなりますよね。結構、相手に合わせるタイプだと思います」とのこと。
「普段はLINEで絵文字なんて全く使わないけど、相手が使っていたら僕も使います」と優しい一面ものぞかせてニッコリ。やはり見た目も心もイケメンか…。ますますトリコになりそうだ。
(取材・文・写真/錦怜那)
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