【インタビュー】『あのコの、トリコ。』吉沢亮 「イケメンより地味メンがしっくりくる」さえない高校生役で本領発揮!?

2018年10月5日 / 16:50

 では、「どちらが演じやすいか」と尋ねてみると、「普通の役の方が、『自分だったらこういう感情になるな』とか、『こんなふうに言うな』とか、役の思いを大切にしながら自分を重ねることもできるからやりやすいかな」と答えた。

 「少年漫画は、芝居というより形っぽくて見せ方が大事。普段のお芝居とは違うところからのエネルギーが必要です(笑)」と本音ももらした。

 とはいえ、「それはそれで楽しい」と笑うと、「つい最近までオーディションばかり受けていたけど、今はオファーで役を頂くことが増えたし、役の幅も広がってきました」と自身の成長を喜んだ。

 もともとは事務所のオーディションがきっかけで芸能界入り。当初はアルバイト感覚で、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」(11)に出演していたときも「辞めたい」と思っていたというから驚きだ。しかし、初主演したドラマと舞台が連動した仏教専門学校が舞台の青春コメディ―「ぶっせん」(13)で、実力不足や観客を集められないなど、たくさんの悔しい思いをしたことで役者魂に火がつき、今に至っている。

 まだ24歳。「今はいろんなことを吸収して、自分を磨く時期」と捉えている吉沢は、「いろいろな役柄に挑戦したい」と意気込みを語ると、近年は漫画のキャラクターを演じることが多いこともあり、「ビジュアルやキャラクター性も含めて、一から監督と話し合いながら作るオリジナルものも久しぶりにやりたい」と目を輝かせた。

 最後に、本作のキャッチコピー「恋をすると、オトコは変わる」にちなみ、恋愛観も探ってみると、「恋をしていると何をしていても楽しくなりますよね。結構、相手に合わせるタイプだと思います」とのこと。

 「普段はLINEで絵文字なんて全く使わないけど、相手が使っていたら僕も使います」と優しい一面ものぞかせてニッコリ。やはり見た目も心もイケメンか…。ますますトリコになりそうだ。

(取材・文・写真/錦怜那)

(C)2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

岸井ゆきの「『死』をポジティブに捉えることで、人生を前向きに考えられる」患者の最期をみとる看護師役を通して芽生えた死生観「お別れホスピタル2」【インタビュー】

ドラマ2026年4月3日

-すごいですね。  それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第12回「小谷城の再会」豊臣兄弟の運命を左右する出会い【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年4月2日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(13)道真公左遷の地、太宰府天満宮で

舞台・ミュージカル2026年4月2日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。   ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む

南沙良 香港との合作映画で本格アクション初挑戦!「とても楽しかったです」『殺手#4(キラー・ナンバー4)』【インタビュー】

映画2026年4月2日

-本作が長編初監督となるリョン・コイイン監督の印象はいかがでしたか。  言語が異なるので、最初は監督の意図を把握するのも難しかったくらい、コミュニケーションに苦労しました。ただ、監督が日本語を熱心に勉強してくださって、撮影までの二カ月くらい … 続きを読む

森崎ウィン「ギンギラギンの金を見ているだけで元気になれます」『黄金泥棒』【インタビュー】

映画2026年4月2日

-コメディーを演じることについてはどう思いましたか。  基本的には、とことん真面目に演じるということですかね。脚本を客観的に読んでいると、ここは面白いなと思うところがありますが、いざ演じるとなった時にそれを意識し過ぎると駄目になる気がします … 続きを読む

page top