朝ドラのナレーターは“憧れの仕事”「女優冥利に尽きます」風吹ジュン(楡野廉子・語り)【「半分、青い。」インタビュー】

2018年9月19日 / 08:30

-永野さんについてはどう思われましたか。

 これまでの映画などを見ていて、自由で色の付いていない女優だと思っていました。でも今回見事に演じられて、鈴愛の色が付きましたが、才能がある方なので、これに終わらず、まだまだ変身を遂げてほしいです。世の中の人は見たいし、作り手も使いたいから、忙しくなっちゃうけど、消耗品にならないで、一つ一つ丁寧に頑張って、いろんな芽郁ちゃんを見せてください。拍手喝采。素晴らしかったです。

-いよいよ終盤を迎え、ラストが気になるのですが…。

 言っておきたいのは、今年の夏の暑さを誰が予想しましたか? それと同じで、このドラマは読めないです。だから安心するな! えっ、こんなことが!?ということが起こります。それは北川(悦吏子)さんが命を削って書いていらっしゃるから。生まれた故郷をベースに、自分をむき出しにして勝負に出ているとはそういうことですよね。だから、まぁ見ていてごらんなさいよ(笑)。

(取材・文/錦怜那)

(左から)滝藤賢一、松雪泰子、風吹ジュン

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