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薩長同盟が成立した直後、坂本龍馬(小栗旬)は京都の寺田屋で奉行所の捕り方から襲撃を受ける。その危機を救ったのが、結婚間もない新妻のお龍。西郷吉之助(鈴木亮平)にかくまわれた龍馬と共に薩摩を訪れ、吉之助の妻・糸(黒木華)と女性同士の交流を図ることとなる。そんな龍馬の恋女房・お龍役で小栗と息の合った演技を見せるのは、「江~姫たちの戦国~」(11)以来、7年ぶりの大河ドラマ出演となる水川あさみ。龍馬の妻にふさわしい型破りなお龍の魅力、旧知の仲である小栗との共演について語ってくれた。
「西郷どん」のお龍らしさがよく出ていましたよね(笑)。良かれと思ってやっていることがおせっかいでしかなかったり、その場の空気を凍りつかせたり…。自分も旦那さまと同じぐらい前に出て、思ったことを発言するなど、妻は旦那さまに付いていくことが当たり前だった当時、お手本になる女性とは言えません。特に薩摩はその傾向が強かったので、ギャップが色濃く出ていて…。素直に感じたことをそのまま言ってしまう人ですが、うそがないのは彼女のいいところです。
もっと積極的にいけばいいのに…みたいなところでしょうか。糸は奥さんとしてはお手本のような人ですが、もう少し自分の気持ちを素直に伝えてもいいのに…ぐらいのことは思っているはず。だからこそ、ああいうおせっかいをしてしまうのではないかと。ただ、糸の幸せを願っていることは間違いありません。応援の仕方は、あまりにも強引ですが(笑)。
とにかく龍馬を愛して、どこまでも付いていく。今回のお龍はそれが一番の魅力です。そこだけは何があっても譲れないという、信念みたいなもの。だから、そういう部分がいろいろなやりとりの中から少しずつ垣間見えると面白いな…と思いながら演じています。
次々と新しいことを試みるスケールの大きさがある一方で、後にお龍が語るように「船で世界の海をめぐって商いがしたかっただけ」という個人的な夢も持っている。そういうふうに、大きな夢だけでなく、個人的な夢もきちんと持っているところに魅力を感じます。おかげで、龍馬も普通の人間だと思うことができます。
心臓が幾つあっても足りません(笑)。すごいなぁ…と。この人を愛して一緒に付いていくと覚悟を決めた彼女のような生き方は、なかなかできるものではありません。とはいえ、後で亡くなったことを知って、「あれが最後だったんだ。もう二度と会えない…」と思うことを考えたら、たとえ危険でも一緒にいた方がいいのかも。邪魔で仕方ないでしょうけど(笑)。
今まで何度も共演していますが、今回は10年ぶりぐらいの共演になります。同世代で20代の頃から、いろんな仲間を交えて飲んだりしていた小栗くんと、こうして大河という大きな舞台で夫婦役をやる…。そう考えると不思議な気持ちになりますが、とても誇らしく、うれしいです。
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