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北川(悦吏子)先生とふくろう会のメンバー(永野、佐藤健、奈緒)と食事をしていたときに、奈緒が「ブッチャーと結婚するのも面白い」と言っていたし、僕も「イメージが湧きます」と話していたけど、台本をもらったときはびっくりしました。それまで2人の関係が描かれていたわけでも、結婚する伏線もなかったので。ただ、一緒にいることが当たり前になっていたので、ブッチャーとしては、プロポーズを迫られた瞬間に、「当たり前や、こんなに大事な人を失うことは僕の人生では絶対にない!」という確信と覚悟を持ちました。
最初は自分が演じるとは知らなくて、リハーサル日にいきなり分かったんです。5~6分ほどの長尺で、結構なせりふ量を覚えるのは大変だったし、木村拓哉さんを演じるなんて衝撃的だから、まず木村さんに「申し訳ない」と心の中で謝って、完コピで頑張りました。なのに全然使われていなくて…。『半分、青い。』の撮影で初めて奈緒と練習して、一番自信のある芝居だったからショックでした(笑)。
ブッチャーが精神面で大人になっているところです。以前は律(佐藤)一筋だったけど、今は菜生が一番大事だし、鈴愛の悩みも聞いてあげられるようになりました。あとは、ブッチャーと菜生の個性がパワーアップして、ボケ数が増えているから夫婦漫才みたいになっています。それがいちゃついているように見えるので、朝から幸せになれると思います!
(取材・文/錦怜那)
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