エンターテインメント・ウェブマガジン
前半は20代なので、声のトーンを高めにして、後半は病気になっていることもあり、ゆったりした動きにしています。ただ、このドラマは15分の中で、すごく泣かされても、その後にクスッと笑えて温かい気持ちで終わるところが持ち味ですよね。それに、和子さんの役割は後者の明るい方なので、シリアスになり過ぎず、見ている方の気持ちをふっと上げられるようなさじ加減で演じました。
和子さんはフワフワと夢見がちで、娘のままお母さんになったような人だから、律は逆に落ち着いていて、年齢が上がるにつれて、お母さんや鈴愛ちゃん(永野芽郁)のことを穏やかに見つめる人になっていると思います。健さん自身も年齢よりも精神的な部分が成熟しているように感じます。それから目が印象的で、あまりしゃべらなくても相手の心を静かに見つめるまなざしが普段もお芝居のときにも見られて、それが律であり、健さん自身の魅力だと思いました。
序盤の萩尾家を紹介するシーンの撮影で、弥一さんと和子さんが写真館の中で「いらっしゃいませ」と言ったときに、谷原さんの声とたたずまいがダンディーですてきで、そのワンカットだけで「こんなふうにやればいいんだ…」と2人の世界観が見えた気がしました。新しい現場ではいろんな方がいて、特に朝ドラは人が多くてどうしていいか分からない瞬間があったり、打ち解けるまでに時間がかかったりしますが、2作目の共演で、人としてもすてきな谷原さんがいると、いつも安心して現場に入れました。谷原さんが弥一さんで良かったし、弥一さんがいたから和子さんが成立したと思います。
夫婦の愛情、母としての律への思い、そして、性格は全然違うけど、同じ子どもを持つ身として、信頼し合い、どちらかが弱ったときには支える関係をずっと続けながら一緒に年を重ねてきた晴さん(松雪泰子)との深い絆で結ばれた友情を見てください。
(取材・文/錦怜那)
ドラマ2026年7月10日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。7月5日放送の第26回「信長を笑わせろ!」では、小 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年7月9日
イギリスを代表する推理小説家で“ミステリーの女王”と呼ばれたアガサ・クリスティが失踪した実話を元にしたミュージカル「AGATHA(アガサ)」が7月18日から上演される。本作は、アガサ・クリスティが失踪した11日間の謎を追う物語。現在(19 … 続きを読む
2026年7月8日
▽タメ口は崩せる、でも「ヒョン」は残る 日本でも、兄弟や親しい先輩後輩のあいだでは、呼称は残したまま口調だけくだけることがある。「お兄ちゃん」と呼びながらタメ口で話すこともあれば、「先輩」と呼びながら冗談を言い合うこともある。 もう少し … 続きを読む
ドラマ2026年7月5日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 20:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。7月12日放 … 続きを読む
映画2026年7月3日
-唐沢さんがこのシリーズに感動するポイントはどこにありますか。 やっぱりおもちゃにも出会いと別れがあるという、人間の世界と同じようなストーリーを入れているところかな。愛されていたのに捨てられたとか、おもちゃの側に立つとそれは悲しいことだろ … 続きを読む