エンターテインメント・ウェブマガジン
優雅でおっとりとした雰囲気を持ちながら、さばけた性格で人情味にあふれる律(佐藤健)の母親“和子さん”を演じている原田知世。かわいくふんわりとしたキャラクターは原田そのもののようだが、初めての経験でもあり、女優として「新しい扉を開けたような気がした」という。そんな和子さんの魅力や今後の見どころ、さらに、ファンのひそかな楽しみとなった“物まね”にまつわるエピソードなどを語ってくれた。
とても楽しみながら演じさせてもらいました。こういうコメディータッチの役はやったことがなかったけれど、北川(悦吏子)さんの当て書きなので、きっとすてきな物語で、和子さんも筋が通った面白いキャラクターになると思っていました。実際、最初のシンディ・アイズの『バニーリバー最後の事件』を読んでいるシーンは、怖い小説なのに楽しそうにしていて、それだけではっきりと普通のお母さんではない和子さん像が描き出されていて驚きました。
北川さんとご一緒するのは今回が3作目で、脚本を書かれる前に、谷原(章介)さんとの夫婦像を見たいということで、お食事に誘っていただきました。それ以前にも、ラジオで対談をさせてもらったり、私のライブにも来てくださったり、その時々の私のいろんな面を見ていらしたのかな…と思うところはあります。ただ、私と和子さんはやはり違うキャラクターなので、北川さんの「こういうキャラクターを演じさせてみたい」という考えも入っているのかもしれません。新しい扉を開けたような、一つハードルを越えたような気がします。
和子さんはピアノを弾いたり、お菓子を作ったりする上品な人ですけど、たぶんテレビを見ることも好きで、いろんな人の物まねをやって、弥一さんや律に「ねぇねぇ」と見せているところが想像できたので、物まねはちゃんとやらなきゃと思いました。でも、金八先生の物まねはハードルが高くて、台本を読んだときから一番の悩みの種でした。
原口さんに物まねを見せてもらうだけでも感激なのに、教えてもらえるなんてすごくうれしかったです。これまでやったことがないであろう金八先生やゴアを、その場で資料を見てすぐに形にされていたので、さすがだと思いました。
原口さんからは「恥ずかしいと思わないこと。それだけですから」と言われたので、それを胸に、家に帰っても暇さえあれば録画したものを見ながらず~っと練習していました。喉の「ここ!」という位置から声を出さなければいけないので、微妙なところを探りながらやっていました。
う~ん、そうですね…。この間、監督に突然「やってみて」と言われてびっくりしたんですけど、それは誰もがすぐにできるものなのでやってみました(笑)。
映画2026年10月1日
大腸がんによって24歳で他界した遠藤和(のどか)さんが亡くなる10日前までつづり続けた手記を映画化した『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が、10月2日から全国公開される。本作で、主人公の和と夫の将一を演じた、川口春奈と高杉真 … 続きを読む
映画2026年10月1日
余命1年の音楽教師・京香(広瀬アリス)と、喜び以外の感情を失った高校生・沖晴が織りなす、切なくも温かい感動の人生賛歌『沖晴くんの涙を殺して』が10月2日から全国公開される。本作で、訳あり高校生の沖晴を演じた木戸大聖に話を聞いた。 -沖晴の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
小瀧望が主演する舞台「ロックンロール」が、11月6日から上演される。本作は、世界的な劇作家トム・ストッパードが祖国チェコスロバキアを舞台に、20年以上にわたる歴史のうねりを描きながら、自由の尊さをうたう物語。愛するロックンロールと母親を守 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む