「禁門の変で来島又兵衛を討ち取る場面は、大事に演じさせていただきました」泉澤祐希(川路利良)【「西郷どん」インタビュー】

2018年7月22日 / 20:50

-一方、川路は中村半次郎(大野拓朗)と一緒に行動することが多いようですが、2人の関係はどう捉えていますか。

 実際は常に意識し合っているライバルのような関係だったそうです。一つ間違えたら、斬り合いになりかねないようなピリピリした雰囲気だったとか。ただ、このドラマではそこまでではないので、程よい緊張感を保って演じていけたらと。

-2人の間にはコンビ的な雰囲気もありそうですね。

 ボケとツッコミ、みたいな感じですね。特に意識しているわけではないのですが、半次郎が何をしでかすか分からないので、気になってしまうという…。

-後に「西郷暗殺の刺客を送った男」と呼ばれる川路ですが、どんな人物だと捉えていますか。

 正義感の強さに加えて、自分の信念をしっかり持っている人です。薩摩隼人らしく無口な人ですが、心の中には熱いものを秘めていて、それが「チェスト!」という掛け声になって出てきたりもする。その反面、会議の場などでは西郷先生を持ち上げるばかりでなく、相手の意見もきちんと聞き、納得すれば受け入れる冷静さも持っています。

-その川路をこれからどんなふうに演じていこうと考えていますか。

 一見怖そうに見えますが、実はとても優しくて、人に対して怒ったことがないそうです。その上、かまぼこが大好きで、あまりに大量に買っていくので、お店の人から「あいつは料理屋か」と言われたという逸話も残っているとか(笑)。そんなところも踏まえて、熱さと冷静さのメリハリをつけながら、僕なりの川路を演じていきたいです。

(取材・文/井上健一)

川路利良役の泉澤祐希

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】実話を基に映画化した2作『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』『栄光のバックホーム』

映画2025年11月29日

『栄光のバックホーム』(11月28日公開)  2013年のプロ野球ドラフト会議で指名され、鹿児島実業から阪神タイガースに入団した18歳の横田慎太郎(松谷鷹也)。誰もがその将来に大きな期待を寄せていたが、突然横田の目にボールが二重に見えるとい … 続きを読む

氷川きよし、復帰後初の座長公演に挑む「どの世代の方が見ても『そうだよね』と思っていただけるような舞台を作っていきたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月29日

 氷川きよしが座長を務める「氷川きよし特別公演」が2026年1月31日に明治座で開幕する。本作は、氷川のヒット曲「白雲の城」をモチーフにした芝居と、劇場ならではの特別構成でお届けするコンサートの豪華2本立てで贈る公演。2022年の座長公演で … 続きを読む

岸井ゆきの「夫婦の“切実さ”が描かれている」宮沢氷魚「すごくやりがいがありました」すれ違っていく夫婦役で初共演『佐藤さんと佐藤さん』【インタビュー】

映画2025年11月28日

-結婚したサチとタモツのすれ違いが最初に垣間見えるのが、共通の友人の結婚式に1人で参加したサチが帰宅した後のシーンです。勉強しながら留守番していたタモツに、結婚式の様子を話したサチがトイレに行った後、何気なく「トイレットペーパーないよ」と声 … 続きを読む

28歳で亡くなった阪神タイガースの元選手の実話を映画化! 松谷鷹也「横田慎太郎さんのことを知っていただきたい」前田拳太郎「誰かの背中を押す作品になるはず」『栄光のバックホーム』【インタビュー】

映画2025年11月28日

-そんな親しい関係を築き上げたお二人に加え、WEBで公開されている本作のプロダクションノートを拝見すると、秋山監督をはじめとするスタッフの熱量もかなり高い現場だったようですね。 松谷 俳優がスタッフも兼任するのが秋山組の特徴で、「慎太郎さん … 続きを読む

吉高由里子「忘れかけていたことをいきなり思い出させてくれる」 念願の蓬莱竜太と初タッグ パルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月28日

 吉高由里子が2022年の「クランク・イン!」以来、3年ぶりに舞台主演を果たす。吉高が挑むのは、日常に潜む人間の葛藤や矛盾を丁寧にすくい取り、鋭い視点の中にユーモアを織り交ぜる作風で共感を呼んできた蓬莱竜太が描く新作舞台、パルコ・プロデュー … 続きを読む

Willfriends

page top