エンターテインメント・ウェブマガジン
これからやっていこうと考えています。雪篷が西郷家に入って、西郷が難しい局面に直面したとき、どう対処できるのか。そこを演技で埋められるのであれば、お互いに話し合って、「もう少し柔らかく」、「ここは強く」、「上から目線で」といったやりとりをしたいなと。鈴木くんは、そういうことを苦にしないらしいので、思い切って意見をぶつけ合っていきたいです。
まだ登場した直後なので、西郷家に入ってからが勝負だと考えています。西郷家の人たちは全員、レギュラーで出来上がっている人ばかり。そこを雪篷が、どう引っかき回すのか。その辺りを中園さんがどんなふうに書いてくるのか、楽しみにしています。中園さんのせりふは、役者が自分でイメージを作っていけるような文体。それに「沿う」のではなく、自分で考えたものを持ち込める。そういう台本なので、ただ「演じる」のではなく、間に立つディレクターと意見をぶつけ合いながら、早く中園さんと“チャンバラしたいな”と(笑)。
役者に対して「方向性は与えるけど、それをどうやるかはあなた自身」という自由度があるところです。せりふの一つ一つに着想する部分がたくさんあって、どれを拾うかはお任せ。そう言われると、役者は単純に喜んでしまうところがあるのですが、逆に言えば、失敗したら自分が全責任を負わなければいけない。言ってみれば、意地悪な試験問題のようなもの(笑)。そういうふうに“遊べる”ところが魅力です。
これから坂本龍馬(小栗旬)も登場しますが、龍馬が西郷家にやって来る場面があるそうです。そういう事実があったことを僕は知らなかったのですが、非公式かつ家庭的な場で2人がどんな話をするのか。しかも、その場に僕も立ち会えると聞いているので、幸せですね。どんな台本が出来上がってくるのか、楽しみに待っているところです。
(取材・文/井上健一)
映画2026年11月5日
-3人のキャラクターに共感はできましたか。 そのキャラクター全部に共感できるというのは、あまりないのですが、ポイントポイントでは、そりゃそうだよねって思う共感はありました。ただ、それは違うぞと思ったところもたくさんありました。 -神名役の … 続きを読む
映画2026年11月3日
-お話を伺っていると、参加した皆さんが一丸となって作り上げたすてきな現場だったことが感じられます。 相葉 原作・脚本の平山讓さんは、取材から含めて30年くらいこの作品と向き合っていますし、稲垣(壮洋)監督も何年もの時間をこの作品に費やしてい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月31日
-改めて、この作品の魅力はどんなところにあると感じていますか。 僕は、生きていく中で「解釈力」が大事だなと思っています。生きているといろいろなことが起きますよね。大変な状況や苦しいこと、大失敗もある。でも、起こった事実は変えられなくても、 … 続きを読む
映画2026年10月31日
「クジラに落ちた男」(16日公開)★★★ 父を知り、父を乗り越える 巨大なマッコウクジラに丸のみにされた17歳のジェイ(オースティン・エイブラムス)が、亡き父の教えを頼りに脱出を図る。ブライアン・ダッフィールド監督が描くのは、「ピノキオ」 … 続きを読む
映画2026年10月30日
-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む