エンターテインメント・ウェブマガジン
ドラマ版を作っているときから、柳川(強)監督と「これは、1回放送されただけで、多くの人に気付かれないまま終わってしまってはいけないのではないか」と話していたんです。そこから映画化という話が出て、そのためにはどうしたらいいのかと。NHKが作っているので、映画にするための手続きは監督に任せて、僕は宣伝をどこにお願いしたらいいのか、全国のどこの映画館で上映してもらったらいいのか、などのアイデアを出していきました。縁のある映画館には、自分から上映を持ちかけたところもあります。
素直にうれしいです。どんなドラマでも映画化されるわけではない中、成るべき作品が映画という形になった。僕も初めての経験です。映像作品は映画館でしか見ないという方たちにもちゃんと伝わる作品になったし、映画館で上映されることで、より多くの人たちに見てもらう機会が得られます。映画館であの戦闘機の音を聞いたら、皆さん何かを感じずにはいられないはずです。
僕自身、さまざまな事件や、戦争、社会問題を題材にした作品が好きなので、役者としてもやっていきたいという気持ちを持っています。出演することで、より多くのことを学べますから。そういうものと向き合うのはものすごく大変ですが、挑戦できるのは大きな喜びでもあります。その一方、関わった以上、その問題を知っていただくために、自分に何ができるかという責任感も生まれます。例えば、この作品でも、芝居の現場でたくさんのことを頂いた分、今起きていることに僕自身もしっかりと向き合っていかなければいけない。それが“けじめ”だと思っています。
一つのきっかけになると思います。「アメリカ出て行け!」とか「基地を今すぐ全部なくそう!」ということを言っているわけではありません。それよりもまず、変えていくためにはどうしたらいいのか。そういう根本的な考えを、一人一人がもっと知って、意識することから始めないといけない。実際に行動している一部の人たちだけでは、なかなか大きな変化は生まれません。だから、変化の第一歩として、勇気が必要だということであれば、この作品の千葉さんの姿は、その勇気を生む原動力になるはずです。また、政府官僚の人たちにも見てもらって、自分たちの先輩にこんなに命懸けで行動した人がいることを知ってもらえたらいいですね。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2026年4月28日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=木下小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=木下藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。4月26日に放送された第16回「 … 続きを読む
映画2026年4月28日
-アクションシーンは大変でしたか。 アクションを全くやってこなかったんで、それこそスーツアクターの方にいろいろ聞いたりとか、仮面ライダーG6やったらどういう動きをするのかをすり合わせてやらしてもらいました。だからほんまにスーツアクターの方 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。 物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。 本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む
映画2026年4月24日
『今日からぼくが村の映画館』(4月17日公開) 南米ペルー、アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、風が運んできた新聞の映画広告を手にする。導かれるままにたどり着いた移動映画館で初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了され … 続きを読む