エンターテインメント・ウェブマガジン
天才ギャグ漫画家として名をはせるも、私生活では駄目な父親だった赤塚不二夫の破天荒な人生と、彼を支える家族の姿を描いた土曜ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」で、赤塚を演じる玉山鉄二。これまでにない振り切った演技で赤塚に成り切った玉山が、使命感から本役を引き受けたという熱い思いや、今の世に響くであろう本作が持つ意義などを語ってくれた。
最初は「この役を演じるのは、僕じゃないのではないかな…」と、首を縦に振ることができませんでした。
赤塚不二夫さんについては、がむしゃらにギャグ漫画を描き、ばかをやり続けた男という知識しかなかったので、いろいろ調べました。その中で、彼が本当に残したかった、笑いの奥にある大切なものや、戦争体験をしたからこそ、笑いの素晴らしさを伝えたいという思いが強かったことを知りました。また、彼が大事にしていたのは、貧乏人も金持ちも、天才もそうでない人も、ハンデを背負っている人も健常者も、関係なく博愛することで、争いごとの原因となる垣根を取っ払ってばかをやれば、自然とみんなが笑顔になって手をつなげるという考えや、人を許す美学に共感しました。だからこそ、この役はやらなきゃいけないと感じたし、今は、この作品に出会えて良かったと思っています。
実在の人物を演じるときは、常に責任感がつきまとって、大きな十字架を背負いながら演じなければいけないと思っています。でも、そこに凝り固まってしまうと、赤塚さんが本来伝えたかった「セオリーから外れること」ができなくなるので、今回はあえて気負わず、自分が持っている倫理や理性のブレーキを外して暴れ回ることを心掛けました。
普段は内気で恥ずかしがり屋だけど、現場に入ると、全く恥ずかしがることなく、奇抜なことでも何でもできるので、ギャグも女装も平気でした。女装に関しては、撮影時よりも衣装合わせのときの方が恥ずかしかったぐらいです(笑)。
「玉山さんが感じたように自由にやってください」と言われて、背中を押されたような気分になりました。でも、せっかくやるなら、今まで赤塚さんを描いたドラマや映画の中でのナンバーワンになろうと、いろいろなリサーチをしたので、役を引き受けた時点で必ず成功する自信はありました。
映画2026年5月22日
その男が右手で触れた瞬間、相手は消え、死が訪れる。世にも奇妙な凶器なき犯行と謎に包まれた動機とは…。俳優だけでなく、脚本家、映画監督としても活躍する佐藤二朗が、初めて漫画原作を手がけたサイコバイオレンスを、自らの主演・脚本、城定秀夫監督で … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月22日
宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む
ドラマ2026年5月21日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月17日に放送された第19回「過去か … 続きを読む
映画2026年5月21日
推理力に覚えのある解答者たちが、国民的な人気を誇る推理ショーを舞台に、頭脳戦を繰り広げるさまを描いた深水黎一郎の同名小説を、堤幸彦監督が映画化した『ミステリー・アリーナ』が、5月22日から全国公開される。本作でクレージーな天才司会者・樺山 … 続きを読む
映画2026年5月21日
長崎で巻き起こる「ドロドロのダメ男巡り」と「ヒリつく姉妹の絆」を描いた青春ロードムービー『いろは』が5月22日から全国公開される。妹の伊呂波を演じた川島鈴遥と姉の花蓮を演じた森田想に話を聞いた。 -最初に脚本を読んだ時の印象から伺います。 … 続きを読む