【インタビュー】「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」神木隆之介、「毎シーン、大変でした」初の弁護士役に緊張と苦闘

2018年4月21日 / 12:00

-ご自身は悩みを相談する方ですか、される方ですか。

 どちらかというと相談されることの方が多くて、そういうときは、「そうではないんじゃない?」みたいな否定はせずに、なるべく相手に心を寄せて、ちゃんと話を聞いて、自分の体験も交え、いろんな選択肢を提案するようにしています。自分の悩みは自分で極力解決しています。

-本作の舞台は高校ですが、高校時代はどのような生徒でしたか。

 元気いっぱいで、一人でギャグをするような盛り上げ役でした。基本、滑っていましたけど(笑)。楽しく授業ができないかなとか、学校と生徒をうまくつなげられたらいいなとか考えて、学級委員長もやっていました。入学前に周りの大人たちから「3年間は長いようで短いから絶対に楽しんだ方がいい」と言われていたので、自分なりにすごく楽しもう!と思っていました。

-学校と生徒の間に立っていたところは田口に通じますね。

 田口は「これが法律です」と言いますが、僕は「これが社会なんだよ」と言っていました。僕は、教育や人格形成は家庭で培うもの、義務教育を終えた後の高校では、他人とのコミュニケーション能力、社会に出たときの規則やマナー、会社での上下関係などを学ぶ場所だと思っていたので、何かに対して文句を言う生徒には「これは学校が決めたことだから、とやかく言っても仕方がない。自分の都合による発言は却下します」と言っていました。そういうバッサリ切る感じは田口と似ていたかもしれないです。

-特に印象的な思い出を教えてください。

 体育祭は本当に楽しかったです。徒競走で1位になりたくて、前日に公園で重りを持って走っていました。2年生のときの世界史の先生は授業が分かりやすくて、面白くて、生徒の気持ちに寄り添ってくれる方で、大好きだったので、学年最後のテストでは、先生のために絶対に百点を取ろうと頑張って取ることができました。戻ってきたテスト用紙には「有終の美」と書いてありました。

-ちなみに、第1話で三浦先生(田辺誠一)がアメ、田口がムチになって学校問題に取り組みますが、ご自身が奮起するためにはどちらが必要ですか。

 確実にアメです!「君ならできるよ!」と褒めて貰えたら頑張れます。ムチもいいとは思いますが、ムチを打たれ過ぎると落ち込んでしまいます。

(取材・文/錦怜那)

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