エンターテインメント・ウェブマガジン
迫田 賛否両論ありますが、ある程度は予想していました。個人としては、「もう少しこういう言い方にした方がよかった」、「言葉の使い方が足りなかったな」という反省があります。ただ、回数を重ねていってより分かりやすいものになっていると思います。
田上 周囲の鹿児島県人からは「鹿児島弁を使った今までの作品と比べてマイルド」という意見をたくさん頂きました。監督やプロデューサーも第1回、第2回で「これで行ける」と手ごたえを感じてくれたようですが、僕自身は「少し前のめり過ぎたな」、「もっと客観的な視点が必要だったな」というのが反省点です。まだ工夫の余地はありますが、物語の熱量みたいなものはきちんと残せたのではないでしょうか。
迫田 最初のインパクトが大事ですからね。話題になったという意味では大成功です。
迫田 皆さん素晴らしいです。もし他の作品で僕たちが長州弁や東北弁を使うことになったら、果たしてこれほどちゃんとできるだろうかと。それぐらいきちんと練習してこられるので、そういった面では皆さんを信頼しています。
田上 言葉によって違いますが、耳で聞いて聞き取れない鹿児島弁は、今はほとんど使っていません。例えば「すっこっができん」と聞いても、何のことか分かりませんよね。「何々をすることができない」という意味です。これを「するこっができん」という言い方にしてみると分かってもらえるので、それぐらいのニュアンスで変えています。
田上 最初に理解しておくと分かりやすいのが、「おい」と「わい」です。「おい」は自分のこと。「わい」も全国的には「私」というニュアンスが広まっていると思いますが、鹿児島弁の「わい」は相手を指します。これが、「誰が誰に対して何を言っているのか」という入り口になってくるので、頭の片隅に入れておいていただければ。
迫田 「もす」です。「です、ます」に当たる言葉で、本来は「おはようございもす」みたいな使い方をします。最初の頃は、皆さん、現場に入られたときに「おはようございもす」と丁寧におっしゃっていたんです。それで「薩摩ことば、はやってきたな」と思っていたら、ある日から「もす」だけに…(笑)。今はそれがあいさつのようになっています。
(取材・文/井上健一)
映画2026年5月15日
-いつも通りというのは? 彼は普段、ひょうひょうとして冗談もよく言いますが、仕事に関してはすごくまじめな人で、普通の人なら見過ごしそうなところまで気を遣いますし、芝居は常に全力でやる。僕は舞台でも彼と共演したことがありますが、常に全力なん … 続きを読む
ドラマ2026年5月14日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=羽柴小一郎長秀/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月10日に放送された第18回 … 続きを読む
映画2026年5月8日
-物語は、太吉と気の荒い青年・新左の関係を軸に進みます。序盤、入れ墨をしたヤクザのような格好で太吉の家に乗り込んできた新左は、大けがをして太吉に手術で命を救われたことをきっかけに、生き方が大きく変わっていく。新左役の藤原季節さんとの共演はい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月5日
ウォルト・ディズニーが映画化し、アカデミー賞5部門を受賞した映画を原作とした、ミュージカル「メリー・ポピンズ」。現在上演中の日本プロダクションが、5月6日に記念すべき250回公演を迎える。それに先立ち、メリー・ポピンズ役の濱田めぐみと、バ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月3日
元BE:FIRSTのメンバーで、朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの弟役を演じて話題を集めた三山凌輝が、ミュージカル「愛の不時着」でミュージカル初主演を果たす。韓国の財閥令嬢と朝鮮人民軍軍人の国境を超えた愛を描いた本作は、2019年か … 続きを読む