【インタビュー】『ぼくの名前はズッキーニ』朝ドラ俳優・峯田和伸、役者を続ける理由の裏に“特別な人・麻生久美子”の存在 リスペクトし合う二人がアニメ声優で初タッグ

2018年2月13日 / 13:50

 フランスの孤児院を舞台に、9歳の少年ズッキーニが、同じように心に傷を持つ孤児たちや、周囲の大人たちとの交流を通して、明日への希望を見いだしていく姿を描き、第89回アカデミー賞の「長編アニメーション部門」にもノミネートされたストップモーション・アニメーション映画『ぼくの名前はズッキーニ』(2月10日公開)。その日本語吹き替え版で、初のアフレコに挑んだミュージシャンで俳優の峯田和伸と女優の麻生久美子が、作品の魅力を紹介するとともに、15年来の関係となる互いの印象などを語ってくれた。

麻生久美子(左)と峯田和伸

-本作について、クロード・バラス監督は「育児放棄をされ、虐待されて、傷を抱えながらも必死に生きる子どもたちへのオマージュでもある」と説明していますが、お二人は鑑賞後にどのような感想を持たれましたか。

峯田 子どもが持っている寂しさや残酷さがふんだんに詰まっていて、胸がキューと締め付けられました。

麻生 孤児院の話と知って覚悟して見ましたが、想像以上に重くて、ずしっときて、私に何かしてあげられることはないのか…と考えさせられました。でも、見終わった後は、子どもたちの明るい未来が想像できる、いい終わり方だったので少しホッとしました。

-麻生さんは、5歳と1歳のお子さんがいらっしゃいますが、一緒にご覧になりましたか。

麻生 大人向けの作品のように感じたので迷いましたが、監督が幼い子どもにも見てもらいたいと望んでいるそうで、私自身も子どもがどう受け止めるのか興味があったので、5歳の娘に見せました。そうしたら、ゲラゲラ笑っていました。

-性について子どもたちがあどけない表現で語っているシーンですね。あの場面はとてもかわいらしく、大人でもつい笑ってしまいますよね。ティム・バートンが製作した『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のの世界観にも似た“キモカワ”の人形や風景などのビジュアルはいかがでしょうか。

峯田 実写とは全く違う人間の顔や、空の色などの雰囲気がとてもいいなと思いました。

麻生 色使いがとてもカラフルできれいだったし、子どもたちの表情の変化があまり多くない分、想像をかき立てられる気がしました。

-峯田さんは声優に初チャレンジしましたが、ズッキーニ役のオファーを受けた時の率直なお気持ちは?

峯田 うまくできればいいなとは思ったけど、不安でした。ただ、オリジナル版の子どもたちの声は大げさではなく、普段しゃべっているような自然な感じだったので、今みたいに普通に話しているようにできればうまくいくのかなと思いました。

 
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