エンターテインメント・ウェブマガジン
鈴木 僕は共演が二度目ぐらいなんですけど、今回改めて気付いたのは“母性”ですね。女性のしたたかさのベースにある母性みたいなものを、篠田さんからすごく感じました。手のひらの上で転がされている二郎としては、その器の大きさの中で生きていればいいかなという、ある種の諦めや楽な体勢に甘えている部分があるんだろうなと。そういった感じが出せたのは、篠田さんが持っている母性の強さがあればこそです。
鈴木 撮影に入る前に唯一、篠田さんとだけリハーサルをやらせていただいたんです。その時、監督ともコミュニケーションを取りながら、どういう感じにするかというところを徐々に作っていきました。手のひらで転がされていたり、包まれていたり、突き放されたり…というあの感じは、リハーサルで構築できたような気がします。
大森 僕は直接向き合ってお芝居することはなかったですが、映画を見たらすごく存在感があったので、AKB48のイメージは越えてきたなという風格を感じました。
桐谷 監督も篠田さんのところはこだわっていました。「ここはこうで、ここはこうで…」と細かく演出していたことを覚えています。
大森 僕もこういう作品は好きなので、入江監督がやりたいことをやるとこういう映画になるんだと思うと、そういう人はやっぱりいてほしいです。なかなか難しい世の中ですけど、こういう映画はずっとあり続けてほしいです。
鈴木 どんなジャンルでも、相手の目を見てコミュニケーションを取っていくというお芝居は一緒です。その辺は変わりません。この映画で僕はそれほどバイオレンスには関わっていませんけど、2人が殴り合うシーンを近くで見たりすると、やっぱり緊張感が出てきますね。
桐谷 監督の中の“毒”みたいなものが映画になった作品だと思うので、エネルギーにあふれています。この映画を見終わって、攻めているなと思ったし、カッコいいなと思ったし。僕らは役者なので、キラキラした青春映画に出ることもあれば、こういうのにも出るし、いろんなすてきな作品に出たいですから。こういう映画も大好きなので、無くならないでほしいです。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2026年10月11日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=羽柴秀長/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡跡を描く物語は快調に進行中だ。劇中、秀 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月11日
-役者としては、そのいのうえさんが提示したものを超えるというのは大変だったのでは? いのうえさんがやると稽古場がドカンと揺れるぐらい周りにいる皆さんが笑うので、いのうえさんの後にやるというのはなかなかのプレッシャーでした(笑)。 -今作の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月10日
-そうした役柄に共感するところはありますか。 濵田 ローマは、二幕になると、途端に本性が見えてきて、それまで隠していたものがあることが分かるので、どれが本当のローマなんだろうかと思います。なので、共感は難しいですが、これまで僕が出会ったこと … 続きを読む
映画2026年10月9日
-戸田さんが当時の生活に引かれる理由は何でしょうか。 昔から、向田邦子さん(「寺内貫太郎一家」、「阿修羅のごとく」などを手掛けた昭和の脚本家、小説家)の作品や、そこ描かれている戦後昭和の生活スタイルが好きだったんです。世の中は今よりもずっ … 続きを読む
映画2026年10月8日
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」(11日公開)★★★ 戦争が残した加害と被害の記憶 ベトナム戦争に従軍した元海兵隊員アレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、帰国後も戦場の記憶に苦しみ続ける。だが、自らの戦争体験を人前で語り始 … 続きを読む