エンターテインメント・ウェブマガジン
中村 そうですね。やったことがなくても、男なら誰でもこういうものは理解できますから。でもやっぱり、(共演した)女性陣の佐津川(愛美)さんや阿部(純子)さんたちは、時々戸惑っていましたけど(笑)。
矢本 男子のノリに?
中村 そこは男女の違いなのかなと。
太賀 それはなかったね。
矢本 3人が騒いでいるのを見ているクラスの女子、みたいな感じで(笑)。
太賀 「ばかやってんな」という感じで見ていたんじゃないですか(笑)。
太賀 成長することが既定路線だとすると、この映画の中の数日間というのは、「成長するまでのちょっとした間(ま)」みたいなものです。物語の中で又八自身が大きく変わっていくわけではないんですけど、そういうどっちに転ぶか分からないところに青春があるような気がします。
中村 はっきりと答えが出ている映画ではありません。でも、僕たちの仕事は答えを出すのではなく、質問を投げ掛けるものだと思っているので、「これが答えです」というのも違うような気がします。3人もこの数日間は楽しいけど、その先にはちゃんと向き合っていかなきゃいけないものがあることは分かっている。そういうことがちょっとしたシーンから見える部分もあって、この先も続いていくような感じですよね。
矢本 受け手次第だと思います。成長したんだろうなと思ってもらってもいいし、してないな、ばかだな、と思ってもらってもいい。そのあやふやな感じを想像して楽しんでもらいたいです。
矢本 「変われよ、俺!」って書いてあるね…。
太賀 書いてあるね…。
矢本 自分で言うやつは変わらないよ(一同笑)。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2025年6月6日
-そのきっかけになった出来事はあったのでしょうか。 大きなきっかけになったのは、「ナースのお仕事」(1996~2014年にかけてシリーズ化)です。あの作品では、主人公の新米ナース、朝倉いずみ(観月ありさ)と私が演じた先輩・尾崎翔子の関係を … 続きを読む
映画2025年6月6日
『ぶぶ漬けどうどす』(6月6日公開) 京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京から引っ越してきたフリーライターの澁澤まどか(深川麻衣)。450年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセーにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始めるが … 続きを読む
映画2025年6月5日
-コメディーは好きですか。 コメディー作品は好きなんですけど、演じるのはコメディーが一番難しいです。自分が面白いと思っても、それを狙ってやるとよくなかったりもします。あくまでも本人たちが一生懸命やっていることが逆におかしいし、滑稽に見える … 続きを読む
映画2025年6月4日
-『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズがテルマの後押しをするところが面白かったです。 『ミッション:インポッシブル』は僕も大好きです。父と新作が待ちきれないと話し合ったばかりです。ジョシュが「自分のおばあちゃんが寝返りを打つのを … 続きを読む
映画2025年6月4日
-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。 ずっと和やかでした。監督が、カットがかかるたびにパーっと走って近くまで来てくださって、目線を合わせて、「さっきのはすごく良かった」と。毎回同じ目線に立って演出をつけてくださるんです。「僕はホラーをたく … 続きを読む