「SixTONES」ジェシー、松村北斗、田中樹、好きな女子のタイプ&理想のデートを語る 【インタビュー『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』】

2016年9月2日 / 17:18

(C)2016「バニラボーイ」製作委員会

(C)2016「バニラボーイ」製作委員会

―「SixTONES」の他のメンバーからは何か言われましたか。

ジェシー 映画が決まった時はまだグループじゃなかったから。「『バカレア』と同じメンバーだ」って感じでした。

―本作の根本和政監督は、ドラマ「アンフェア」シリーズなどを手掛けてきましたが、コミカルなシーンではどんな演出を受けましたか。

ジェシー 自分が面白いと思ったことをやったら「もっと振り切ってやってくれ」って言ってくれて、「こんなにやっていいの?」みたいに思うことがありました。

田中 監督も「とりあえずやってみて」というスタンスで、自分たちがやったのを見て「もう少しこうして」とか、俺らの言う事を尊重してくれる方でやりやすかったです。

松村 僕らの目線に近いなと思いました。今のエピソードもそうですし、僕と樹がくさいシーンを演じる時に「あんなばかやってたのにおまえら恥ずかしいな。ほら、本番行くぞ」といい意味でやりづらくなるようにハッパを掛けてくれて。だからこそしっかり決めたいと思うし、僕らの気持ちも分かってくれるので、監督に言われた言葉も分かるような作品だったなと思いました。

─青春、恋愛、友情、SF、サスペンスといろいろな要素が詰まったユニークな映画ですが、最初にこの映画をやると聞いた時はどう思いましたか。

田中 台本で文字として見た時は「これ何だ?」と驚きました。ちゃんと読んでコメディーテイストだと気づいて、そういう作品自体初めてだったので、こんないろいろな要素が入ったものをどう面白くしようか最初は戸惑いました。

ジェシー 俺も読んでも分からなかったもん。

松村 俺は読みながら心の中で「ばかじゃねえの」とか突っ込んじゃって。でも、そういうボケもリアルに起きている世界だったから、それが作品になったらお客さんも心の中で突っ込んじゃうのかなと。漫才じゃないけど作品とお客さんでコントみたいになっているのではないかと読みながら思いました。

─役作りについて3人で相談は?

田中&松村&ジェシー してないですね。

松村 台本を読んだ時に「役は(それぞれの)ままだね」というのはすっと出ました。

―撮影で一番難しかったシーンは?

田中 (後半のマラソンの場面で)走るシーンは大変でした。疲れていない感じを出さないといけないけど、どうしても疲れるのでのやりにくいじゃないですか。

松村 捕らわれていたり切羽詰まったシーンでも、コメディーなのでギャグが入ってくるんです。危機感を出さないといけないけど、どこかで笑わせないといけなくて、そういう時に「俺の感情、今どこに行きついているんだろう?」とか、両極が同時に出てきたのが難しかったです。

ジェシー 最後のシーンも真面目なのに、普段と違い過ぎて芝居中に見ると笑っちゃうんだよね。マジ無理って(笑)

田中 俺らが真面目な顔してるとね(笑)

松村 本人と役が近いが故に確かに。

―ジェシーさんが演じた主人公の太田和毅は天然キャラでしたが、似ているエピソードがあったら教えてください。

田中 天然というか、すごく日本語を間違えます。あと、「布団が吹っ飛んだ」とかおやじギャグをいかにも「俺面白いだろ?」みたいに言ってきたりする(笑)

ジェシー 別にいいじゃん(笑)

松村 俺がすごく気になったのは、現場で「よし行くぞう(吉幾三)」「ごめんなさいごうたかもり(ごめんな西郷隆盛)」とか駄じゃれをすごく入れてくるんです。しかも、実際試写で見たら全部カットされていたのが面白くて。ジェシーも「全部カットされてる…」って(笑)

ジェシー 当たり前じゃん、自分でも分かってるよ。笑わせるのが好きなので。


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

板垣李光人「最初から、戦争を考えて見るのではなく、実際に見て感じたことを広めていっていただければ、それが一番うれしいです」『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』【インタビュー】

映画2025年12月5日

-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。  功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(8)百年ぶりの復活へ 四代目が掲げた三つの大願

舞台・ミュージカル2025年12月4日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。    2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む

多部未華子「学びの多い現場でした」DV被害者役に挑んだヒューマンミステリー「連続ドラマW シャドウワーク」【インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  -雰囲気のいい現場だったようですね。  中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む

森下佳子「写楽複数人説は、最初から決めていました」脚本家が明かす制作秘話【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  ―確かにその通りですね(笑)。  ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む

富田望生「とにかく第一に愛を忘れないこと」 村上春樹の人気小説が世界初の舞台化【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月30日

 今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む

Willfriends

page top