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映画『あやしい彼女』の大ヒット御礼舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の多部未華子、要潤、水田伸生監督が登場した。
73歳のおばあちゃんが心はそのままに、突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を描いたこの作品は、公開後、多方面で好評価を獲得。
周囲の反響について要が「同級生の友だちから『久しぶりに終わってほしくない映画だったね』とメールをもらいました」と笑顔で明かせば、水田監督も「ヤフーの映画レビューで、評価平均が(5点満点中)4点を超えたのは僕の作品7作目にして初めて」と喜んだ。
一方、主人公の節子を演じた多部は、「(反響は)私は全然聞いてないですね…」とポツリ。劇中では歌声を披露するなど、熱演ぶりが話題となっているものの「友だちからもLINEで『見たよ~』と来ても、(私からは)『そうなんだ~』で(話は)大体は終わるので…」と明かすと、「感想は特に聞いてないんです」とほんわかした回答で笑いを誘った。
また、“イケメン”音楽プロデューサー役を演じた要は、役作りについて「(劇中歌をプロデュースした)小林武史さんを意識してやりました」と明かし「お会いしたことはないのですが、メディアに出ている姿やインタビューの記事を読んで“こういう人なんだろうな”と想像して…」と撮影を述懐。
一方、今回小林氏のレッスンを直接受けた多部は「似ていたと思う?」という質問に「いや、特には似てなかったですけど…」とあっさり回答。これに要は「多部ちゃんは正直。正直だけでこの業界生きてますよね…」と苦笑いを浮かべ、多部は「どっちもカッコいいですよ。似てないけど…」とマイペースにフォローしていた。
さらに、劇中と反対の設定で「朝起きて突然73歳になっていたらどうする?」という質問も。多部は「どうしましょうね。結婚もしてないのに…。とりあえず自撮りして友だちに『ヤバくない?』ってメールを送ります。あっ、戻れるんですか? もし1日で(実年齢に)戻れるって分かっているんだったら、誰にも会わず1日家にいますね」と淡々と答え、再び笑いを誘っていた。
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