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ジェシー 僕はしっかり着ていました。おまえ(田中)絶対シャツ出してるだろ(笑)
田中 高校はブレザーだけど、中学校のころはああいう感じでした。(衣装合わせの時は)「それでいいじゃん、それ似合ってるじゃん」みたいに自然な感じで。
松村 高校は(田中と)一緒だったけど、帰り道は(ワイシャツの上二つのボタンを外したり)ああいう感じでした。
田中 高校内ではちゃんとしてました(笑)。
松村 僕は今まで出ていたドラマで学ランが多かったので、なんとなく自分の中のイメージですっと着られました。ボタンもそれでいいよって。
田中 後、みんなちょっと役に近い感じに着ていますよね。俺は運動ができる役だからラフというか。靴もスニーカーやローファーなどで違っていて、俺はスニーカー、北斗はちゃんと着るのでローファーだったり。そういうのも細かく違っていました。
田中 見た目とギャップがあって、内面に子どもっぽさがある女性が好きです。例えば、食事中に「おいしい?」と聞いたら、普通は口の中に食べ物がある状態で開くわけにはいかないけど、思わず(もごもごしながら)「おいひい」って答えちゃう子とか。「ちょっと待って」ってそぶりになるとそれは大人っぽくなって。
松村 例えば、何となく学校とかで一人で本を読んでるような子。
田中&ジェシー 自分じゃん(笑)
松村 似た人の気持ちって分かるからつい引かれるというか。一人でいるけどみんながどこかへ行くと一瞬ちらっと気にしたり、寂しそうな顔をすると心配になるし引かれますね。
田中 逆だね。急に「ワー!」ってなったら一緒に「ワー!」って盛り上がってほしい。
ジェシー 僕は小1か小2のころに映画を見られる図書館で『学校の怪談』を見ていて、一見気が強そうな子が「キャー」って腕にしがみついてきた時はキュンキュンしました。そういうの弱いんだ、強がってるんだって思って。
田中 それもギャップだよね。
田中 俺はしちゃいますね。キャラ上、ちょっとはしゃいだ感じで行きます。
松村 俺も話しかけにいきますかね。
ジェシー 僕はそういう(腕にしがみつかれるような)シチュエーションになったら嫌いにならないじゃないですか。だから、そこからご飯に行って…。
田中 そんな急展開あるか(笑)。
ジェシー 遊園地に行ったり、観覧車に乗ったりしたかったです。
田中 俺は制服でプリクラ撮ってみたかった。制服でプリクラっていったら高校生って感じじゃん。
松村 俺はベタベタに(プリクラを)iPhoneケースの裏に貼ったりしたかった。
田中 後、テスト前に教室で居残り勉強を一緒にしたり、そういうベタなのに憧れます。
田中 笑いの合間に真面目なシーンや泣けるシーン、熱い友情のシーンがあるので、そういうところで青春を感じられたりするんじゃないかな。笑いというフリがあってのそういうシーンは好きです。
松村 一瞬PVが入るというか。
ジェシー あれきつかったね。監督からいきなり「次の日PV撮るから」って言われて。
田中 「音楽つけるからかっこつけて」ってテーブルにパスタとかあって、どうしたらいいのって思って。
松村 「歌ってる時は基本パスタを食べていて。でもかっこよく」みたいに言われたけど、パスタをかっこよく食べるってどんなだって(笑)。ある種ミュージカルみたいなので、そこは見どころですかね。
ジェシー パドリングや走りを見てもらいたいです。短いシーンだけど撮影は1日やっていて、監督も「あと30秒」って言ったのに2分だったり、本当に部活みたいでつらかったです。ほかも全部見てほしいです。
(取材・文 中村好伸)
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