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広末 私は、国とか国境とか国籍とかそういうことじゃなくて、同じ時代に同じ土地で生きた人たちの、もちろん時代に翻弄されてとかいろんな歴史があると思うんだけど、そこで生まれた愛情、友情、命の尊さ…そういうものを感じ取っていただければ、それは世界共通だなっていうことをこの作品を通してあらためて感じています。
香川 先ほど、草なぎさんがベラベラベラベラしゃべってたけど、僕は草なぎさんじゃないのにですね、自分のセリフの半分以上を韓国語でしゃべらなきゃいけない。どんなむちゃブリだって話ですけどね。
草なぎ 僕より多いんですよ。
香川 もう~いや、そんなことはないんですけど、ホントに大変です。韓国語をやはり、お芝居で、生で、人の前でしゃべるっていうのはとても難しいですし、厳しい壁だなと思いましたが、本当に先ほども言いましたけど韓国人の俳優の方をはじめ、通訳の方々、いろいろ教えていただいて、なんとかやっていけるかなと。幕が開けば、なんとかしなければならないし。
草なぎ 頑張るしかないですよね。
香川 発音は聞かないでくれって話ですよ(笑)。字幕を見てください!
草なぎ 完璧です、香川さん。
香川 とんでもない、とんでもない。
草なぎ すごいですよ、香川さん。広末さんも。家族の物語があるんですけど、ホントに舞台上で、ケンカのシーン…言っちゃっていいんですかね? 親子ゲンカするところがあるんですけど、ホントにすごいシーンで。見てて、僕も毎回毎回感動して、それでなんか僕も「あ、頑張ろう」って思える。香川さんを見てると!
草なぎ そうですね。毎朝稽古場に行くと、汗だくの香川さんが稽古場にいらっしゃって、朝の8時とか9時とかで僕が入っていくと、もうすごい汗だくになってるんですよ。僕はいつも「眠いな~」と思いながら稽古場入って行くんですけど、その時点で汗ダラダラなんで。
広末 血と汗と涙でグッチャグッチャで。
草なぎ すごいですよ、ホントに。
香川 全部で15場あるんですけど、13場に僕のそのシーンがあって、14場はチャ・スンウォン氏の大変なシーンがあって、15場は最後草なぎさんが膨大な長ゼリフで、バスっと締めるという。この三つの流れが一つのたすきなので、もうホントに僕はまず、どうバトンを渡していくかっていうのを、草なぎさんまでバトンを渡しきって太い幹にしていくっていうのが、広末さんの力も添えていただきながら、僕たち一丸となって作っている終盤なので。
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