小栗旬「頼朝さんはややこしいが、大泉洋もややこしい」大泉洋「北条家はうっとうしい家族」大河ドラマ「鎌倉殿の13人」初回放送パブリック・ビューイングリポート

2022年1月11日 / 15:25

 この後、午後6時からのBSプレミアムの放送に合わせて、パブリック・ビューイングが開始された。その際、出演者たちが観客と一緒に客席で視聴する形となり、一同が姿を見せると会場が沸き、出演者たちも手を振って応えた。

 さらに、放送が始まると、オープニングで各出演者の名前が表示されるたびに拍手が起こり、会場が一体となって第1回の放送を楽しんだ。

 なお、本イベントでは、伊豆の国市をメイン会場として、沼津市、三島市、伊豆市、函南町の4カ所にもサテライト会場を開設。

 各サテライト会場には阿野全成役の新納慎也、安達盛長役の野添義弘、工藤茂光役の米本学仁、源範頼役の迫田孝也、仁田忠常役の高岸宏之が登壇。合計11人もの出演者が参加し、大河ドラマ初回のパブリック・ビューイングとしては、過去最大規模のものとなった。

 放送終了後には、サテライト会場もライブ中継で結んでアフタートークを実施。初回放送終了直後の各会場の興奮を伝えてくれた。

 また、このアフタートークでは、大泉が司会を務めた紅白歌合戦の本番で、審査員の三谷から「1話ラストのあのシーンはどうなんだ?」と駄目出しされたことに触れる一幕も。

 「あれは最後、女装して出てきた私が、政子さんから『姫、気を付けて』と言われたとき、『はい』と言った、あの声が『どうなんだ?』という意味なんです」と説明し、「まさか紅白でも駄目出しをされるとは思わなかった」とぼやいた。

 最後は、1年にわたる放送の盛り上がりを祈って小栗が音頭を取り、全会場一斉の三本締めでイベントが締めくくられた。

(取材・文・写真/井上健一)

(左から)坂東彌十郎、小池栄子、小栗旬、大泉洋、片岡愛之助、宮澤エマ (C)エンタメOVO

 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「今回は、極上のエンターテインメントを作ったつもりです」 『悪は存在しない』濱口竜介監督【インタビュー】

映画2024年4月19日

 長野県の自然豊かな高原を舞台に、代々つつましい生活を続けてきた住民の、レジャー施設の開発をめぐる生活の変化を描いた『悪は存在しない』が、4月26日から全国公開される。本作で第80回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で銀獅子賞に輝いた … 続きを読む

【週末映画コラム】気持ちのいい人情喜劇『あまろっく』/山田太一の小説をイギリス人監督が映画化『異人たち』

映画2024年4月19日

『あまろっく』(4月19日公開)  理不尽なリストラに遭い尼崎の実家に戻ってきた39歳の近松優子(江口のりこ)は、定職に就くことなくニートのような毎日を送っていた。  ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の能天気な父・竜太郎 … 続きを読む

小関裕太&岡宮来夢、念願のロミオ役に「プレッシャーも力に変えて頑張りたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2024年4月19日

 上演の度に大きな話題を呼ぶミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の3年ぶり6度目の上演が決定。5月16日に東京・新国立劇場 中劇場で幕を開ける。  本作は、2001年にフランスで生まれ、世界20カ国以上で600万人以上を動員したメガヒットミ … 続きを読む

「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」 山本奈衣瑠『走れない人の走り方』【インタビュー】

映画2024年4月18日

 映画監督の小島桐子はロードムービーを撮りたいと思っているが、限られた予算や決まらないキャストなど、数々のトラブルに見舞われる。理想と現実がずれていく中で、彼女はある選択をする。台湾出身で日本に留学し、東京藝術大学大学院映像研究科で学んだ蘇 … 続きを読む

若手注目俳優の佐藤瑠雅&坂井翔、「どこにでもいる男の子たちの何気ない生活を描いた」“じれキュン”ラブストーリー「彼のいる生活」【インタビュー】

ドラマ2024年4月18日

 「仮面ライダーギーツ」の桜井景和/仮面ライダータイクーン役で注目された佐藤瑠雅と、ドラマ「ジャンヌの裁き」に出演し高い演技力が話題となった坂井翔がW主演するドラマ「彼のいる生活」がTOKYO MX、ABEMA、各配信サイトにて現在放送・配 … 続きを読む

Willfriends

page top