『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』 北海道に暮らすネコの大家族の映像が解禁に。中村倫也も思わずにっこり

2020年12月24日 / 06:39

 世界的動物写真家の岩合光昭が、ネコの目線で世界の街角のネコを撮影し、“ネコも楽しめるネコ番組”として人気のNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」。2017 年には『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』が公開され、多くのネコファンを魅了した。その後、岩合が初監督した映画『ねことじいちゃん』も19年に公開された。

(C)「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会

 その岩合が、満を持して監督した『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』が、2021 年1月8日から全国ロードショーされる。

 映画は、岩合監督が、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”を描く。流れゆく季節の中で、二つの家族が登場する。

 ミャンマーのインレー湖。湖上に建つ小さな家にネコの家族と人間の家族が暮らしている。共に寄り添い生きる、ネコと人間の絆が、美しい水面に輝く。

 北海道の牧場では、たくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコが、真っすぐに生きている。時に温かく、時に厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていく。水と大地を舞台に、ネコたちの愛と絆の物語が繰り広げられる。

 今回、北海道に暮らすネコの家族の日常を切り取った、愛らしい本編映像「冬の朝」が、解禁になった。厳しい寒さが身に染みる牛舎の朝、ストーブの前に密集するネコたち。重なり合い、暖を取りながら、気持ちよさそうに皆で熟睡する姿が映る。

 場面は変わり、結露した窓をバックにネコのサボがくしゃみを一つ。どうやら冬の牛舎にネコ風邪が流行しているようだ。だが、子ネコは寒さなんてお構いなし! 白銀の世界に元気よく飛び出していく。くしゃみをしたサボも、小さな鼻を桃色に染めながら外の世界に興味津々の様子だ。

 そのかわいらしい姿に、ナレーションを務める中村倫也も思わず笑顔になった。中村をメロメロにさせた冬毛で丸々とした子ネコたちがたっぷり見られる本編の公開が待ち遠しい。

(構成/田中雄二)

(C)「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会

 YouTube(限定公開中): https://youtu.be/8x0BklxSCR4

 


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

生田斗真が驚きの一人二役!「最初から決まっていたわけではありません」制作統括・藤並英樹氏が明かす舞台裏【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月8日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、まもなくクライマックスを迎える。謎の絵師“写楽”が、蔦重の下で歌麿(染谷将太)ら当 … 続きを読む

板垣李光人「最初から、戦争を考えて見るのではなく、実際に見て感じたことを広めていっていただければ、それが一番うれしいです」『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』【インタビュー】

映画2025年12月5日

 戦争がもたらす狂気を圧倒的なリアリティーで描き、第46回日本漫画家協会優秀賞を受賞した武田一義の戦争漫画をアニメーション映画化した『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』が12月5日から全国公開された。太平洋戦争末期、激戦が繰り広げられたペリリ … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(8)百年ぶりの復活へ 四代目が掲げた三つの大願

舞台・ミュージカル2025年12月4日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。    2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む

多部未華子「学びの多い現場でした」DV被害者役に挑んだヒューマンミステリー「連続ドラマW シャドウワーク」【インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

 WOWOWで毎週(日)午後10時より放送・配信中の「連続ドラマW シャドウワーク」は、佐野広実の同名小説を原作にしたヒューマンミステリー。  主婦の紀子は、長年にわたる夫の暴力によって自己喪失し、すべて自分が悪いと考えるようになっていた。 … 続きを読む

森下佳子「写楽複数人説は、最初から決めていました」脚本家が明かす制作秘話【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、まもなくクライマックスを迎える。これまで、いくどとなく視聴者を驚かせてきたが、第4 … 続きを読む

Willfriends

page top