【映画コラム】見ながら幸せな気分になってくる『パディントン』

映画2016年1月16日

 日本にもファンが多い、英作家マイケル・ボンドの児童文学『くまのパディントン』を実写映画化した『パディントン』が公開された。  人間の言葉を話す野性のクマが、ペルーのジャングルからロンドンへとやって来た。パディトン駅でブラウン一家と出会った … 続きを読む

【映画コラム】熟練の映画監督スピルバーグの職人技が堪能できる『ブリッジ・オブ・スパイ』

映画2016年1月8日

 スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が公開された。主演のトム・ハンクスは、『プライベート・ライアン』(98)『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)『ターミナル』(04)に続く、スピルバーグ作品への出演と … 続きを読む

【映画コラム】2015年映画ベストテン

映画2015年12月30日

本映画コラムも2015年は今回が納めの回。そこで独断でベストテンを選んでみました。   外国映画1.消えた声が、その名を呼ぶ2.スター・ウォーズ/フォースの覚醒3.ジュラシック・ワールド4.Dearダニー 君へのうた5.イミテーシ … 続きを読む

【映画コラム】熱き“ロッキー魂”の継承がうれしい『クリード チャンプを継ぐ男』

映画2015年12月26日

 シルベスター・スタローンの代表作『ロッキー』シリーズの新章となる『クリード チャンプを継ぐ男』が公開された。  今年は、マッドマックスにターミネーターに恐竜たち、イーサン・ハントにジェームズ・ボンド、そしてルーク・スカイウォーカー&ハン・ … 続きを読む

【映画コラム】フォースの力を自分の目で確かめよ!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

映画2015年12月19日

 『スター・ウォーズ』シリーズ10年ぶりの新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された。  本シリーズは、劇場公開第1作の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)以来、遙かかなたの銀河系で繰り広げられる邪悪な力と抵抗 … 続きを読む

【コラム ―フレームの中で躍動する女優たち―】第7回:「水崎綾女 グラビアからアクションへの華麗なる転身」

映画2015年12月15日

 本連載ではこれまで、アクションに挑戦する女優たちを紹介してきたが、最近のテレビドラマを見ていると、女優のアクションが増えてきたことをあらためて実感させられる。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(フジテレビ系)の菜々緒や「エンジェル・ハー … 続きを読む

【映画コラム】甘さと厳しさ、悲劇と喜劇の要素を併せ持った『母と暮せば』

映画2015年12月12日

 山田洋次監督の通算83本目となる監督作『母と暮せば』が公開された。1948年、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で亡くなった息子の浩二(二宮和也)が亡霊となって現れる…という物語。  本作は、広島で暮らす娘と原 … 続きを読む

【映画コラム】“日本のシンドラー”とは何者だったのか『杉原千畝 スギハラチウネ』

映画2015年12月5日

 第2次大戦中、リトアニアのカウナス領事館員としてユダヤ人難民にビザを発給し、多くの人の命を救った日本人外交官の生涯を描いた『杉原千畝 スギハラチウネ』が公開された。  杉原の存在は、スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスドイツのホロコー … 続きを読む

【映画コラム】ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの集大成『007 スペクター』

映画2015年11月28日

 シリーズ24作目でダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを演じた『007 スペクター』が12月4日から公開される。  今年は『キングスマン』『コードネーム U.N.C.L.E.』とスパイ映画の話題作が公開されたが、最後に真打ちの「 … 続きを読む

【コラム ―フレームの中で躍動する女優たち―】第6回:「清野菜名 抜群の運動神経を生かした本格アクション期待の星」

2015年11月27日

 TBS系で好評放送中の「コウノドリ」(毎週金曜日午後10時)は、綾野剛や松岡茉優が演じる産婦人科医たちの奮闘を描いた医療ドラマである。この作品で助産師の角田真弓を演じる清野菜名も、アクションをきっかけに注目を集めるようになった女優の一人だ … 続きを読む

【映画コラム】ユニークなドキュメンタリー『美術館を手玉にとった男』と『キャノンフィルムズ爆走風雲録』

映画2015年11月21日

 どちらもユニークな人物の半生を描いたドキュメンタリー映画『美術館を手玉にとった男』と『キャノンフィルムズ爆走風雲録』が相次いで公開された。  『美術館を手玉にとった男』は、有名な絵画の精巧な贋作(がんさく)を、神父や資産家をかたって、全米 … 続きを読む

【コラム ―フレームの中で躍動する女優たち―】第5回:「内田理央&小宮有紗 東映ヒーローアクションを卒業したヒロインたち」

ドラマ2015年11月17日

 先日、日本テレビ系で放送中の「掟上今日子の備忘録」(毎週土曜日午後9時)を見ていたところ、不意に飛び出したアクションに思わず目を奪われた。  同作は、新垣結衣演じる探偵・掟上今日子が難事件を解決していくミステリードラマである。その日の第5 … 続きを読む

【映画コラム】真実とうその境界線はどこにある?『ローマに消えた男』

映画2015年11月14日

 ローマから消えた男と現れた男の運命を描いてヨーロッパ各国で大ヒットを記録した『ローマに消えた男』が公開された。  統一選挙が近づくイタリアで、支持率の低迷に悩む最大野党の書記長エンリコ(トニ・セルヴィッロ)が突然失踪。慌てた側近のアンドレ … 続きを読む

【コラム ―フレームの中で躍動する女優たち―】第4回:「坂ノ上茜&最上もが ガールズアクション in ウルトラマン」

ドラマ2015年11月10日

 東映の仮面ライダーや戦隊シリーズ、円谷プロのウルトラシリーズが、若手俳優の登竜門として定着して久しい。一時はイケメン俳優を続々と輩出して女性ファンの注目を集め、大きな話題にもなった。さらに最近は、若手女優たちによるアクションの充実度にも目 … 続きを読む

【映画コラム】食べることは生きることなのだと思わされる『起終点駅 ターミナル』

映画2015年11月7日

 直木賞作家、桜木紫乃の短編小説集を映画化した『起終点駅 ターミナル』が公開された。  妻子を東京に残し、北海道旭川の地方裁判所で判事を務める鷲田(佐藤浩市)は、この地で昔の恋人・冴子(尾野真千子)と再会し、関係が再燃する。だが冴子に目の前 … 続きを読む

【コラム ―フレームの中で躍動する女優たち―】第3回:「秋元才加 「牙狼<GARO>」シリーズが生んだアクションヒロイン」

2015年11月3日

 「牙狼の世界をアジアのみならず世界に広げていきたいという思いが強くなりました」  先日行われた東京国際映画祭で劇場版『媚空―ビクウ―』(11月14日公開)が上映された際、主演の秋元才加は舞台あいさつでこう口にした。  劇場版『媚空―ビクウ … 続きを読む

【映画コラム】見ながら元気になれる映画。観客賞を受賞したのも納得の『エール!』

映画2015年10月31日

 ろうあの家族と、彼らの生活を“通訳”として支える健常者の長女の自立を描いてフランスで大ヒットを記録した『エール!』が公開中だ。 (C) 2014-Jerico-Mars Films-France 2 Cinema-Quarante 12 … 続きを読む

【コラム フレームの中で躍動する女優たち】 第2回:武田梨奈 「2010年代ガールズアクションのトップランナー<後編>」

2015年10月27日

 世間からは“アクション女優”と呼ばれている武田梨奈だが、実際に彼女のアクションを見たことがある人は、意外に少ないのではないだろうか。ブレークのきっかけとなった“瓦割り”のCMが始まった2014年から今年の10月までに公開された出演映画は1 … 続きを読む

【映画コラム】生きることとは何か、死ぬこととは何かを考えさせられる『ボクは坊さん。』

映画2015年10月24日

 実在の住職が自らの体験を基につづったエッセーを原作とした『ボクは坊さん。』が公開された。  祖父の突然の死をきっかけに、四国八十八カ所霊場の第57番札所、栄福寺の住職となった光円(伊藤淳史)。24歳で“坊さん”となった主人公の迷いや不安、 … 続きを読む

【コラム フレームの中で躍動する女優たち】 第1回:武田梨奈 「2010年代ガールズアクションのトップランナー<前編>」

2015年10月20日

 最近、ちょっと懐かしい言葉を耳にする機会が増えてきた。  その言葉とは“アクション女優”。  40代以上の人であれば、かつての人気女優・志穂美悦子を思い出すかもしれない。だが、今この言葉を呼び戻したのはもちろん彼女ではない。“瓦割り”のC … 続きを読む

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