【特集】大河ドラマ「麒麟がくる」総集編、2月23日に放送! 川口春奈が語りを務め、明智光秀の物語を4章に再構成

ドラマ2021年2月22日

 2月23日、NHK総合ほかで、大河ドラマ「麒麟がくる」の総集編が放送される。本能寺の変を引き起こした明智光秀を主人公に、これまでにない視点で戦国時代を描いた物語は好評を博し、2月7日に放送された最終回も高視聴率を記録した。また、光秀役の長 … 続きを読む

【映画コラム】おもしろうてやがて悲しき青春群像劇『あの頃。』

映画2021年2月18日

 今から20年ほど前の大阪を舞台に、「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)に夢中になる、アイドルオタクたちの青春を描いた群像劇『あの頃。』が2月19日から公開される。  原作は、劔樹人の自伝的青春コミックエッセー『あの頃。男子かしまし物語』。 … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「青天を衝け」第一回「栄一、目覚める」今後への興味をかき立てた吉沢亮の熱演と鮮やかな脚本

ドラマ2021年2月17日

 遠方から街道を疾走してくる騎馬集団の前に、「渋沢栄一でございます!」と叫んで飛び出す主人公・渋沢栄一(吉沢亮)といとこの喜作(高良健吾)。だが、集団が素通りすると、慌てて追い掛けながら、「今既に、徳川のお命は尽きてございます!」と言葉を飛 … 続きを読む

【映画コラム】二律背反する思いを抱かされる『すばらしき世界』

映画2021年2月10日

 佐木隆三のノンフィクション小説『身分帳』(受刑者の個人情報が記されている極秘資料)の設定を現代に置き換えて、西川美和の監督・脚本で映画化した『すばらしき世界』が2月11日から公開される。  殺人罪で服役していた三上(役所広司)が13年ぶり … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」最終回「本能寺の変」光秀の最後の言葉が意味するもの

ドラマ2021年2月8日

 NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が、2月7日放送の最終回「本能寺の変」を持ってついに完結した。これまで積み上げてきた明智光秀(長谷川博己)と織田信長(染谷将太)の絆と愛憎に導かれた本能寺の変が、クライマックスにふさわしいスケールと高い熱量 … 続きを読む

【映画コラム】室蘭を舞台にした映像詩集『モルエラニの霧の中』

映画2021年2月5日

 昨年の9月から、館内工事のため一時休館していた都内の岩波ホールが2月6日から再開する。その第1弾として上映されるのが、北海道・室蘭出身の坪川拓史監督が、5年越しで完成させた力作『モルエラニの霧の中』だ。  この映画は、坪川監督自身が室蘭で … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」第四十三回「闇に光る樹」最終回に向けて気になる秀吉の行動

ドラマ2021年2月1日

 ついに最終回「本能寺の変」(2月7日放送予定)を残すのみとなったNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。1月31日放送の第四十三回「闇に光る樹」は、徳川家康(風間俊介)を接待する席で、織田信長(染谷将太)から理不尽に責められた供応役の明智光秀( … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」第四十二回「離れゆく心」光秀と信長の運命やいかに? 残り2回でさらに膨らむ本能寺の変への期待と止まらない妄想

ドラマ2021年1月26日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。放送は残り2回となり、最終回で描かれると公表されている本能寺の変に向け、いよいよ準備が整ってきた。現在、番組公式サイトで公開されている次回予告には、「ときは今あめが下知る五月かな」という、明智 … 続きを読む

【映画コラム】ディケンズの古典を今風に映画化した『どん底作家の人生に幸あれ!』

映画2021年1月21日

 チャールズ・ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』を、『スターリンの葬送狂騒曲』(17)のアーマンド・イアヌッチ監督(イタリア系のスコットランド人)が映画化した『どん底作家の人生に幸あれ!』が、1月22日から公開される。  ディケン … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」第四十一回「月にのぼる者」長谷川=光秀と佐々木=秀吉、白熱の芝居が生んだ息詰まる駆け引き

ドラマ2021年1月20日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。1月17日放送の第四十一回「月にのぼる者」は、前回、壮絶な最期を遂げた松永久秀(吉田鋼太郎)の遺品「平蜘蛛の釜」を巡り、濃密なドラマが繰り広げられた。  今回、平蜘蛛の釜が話題に上ったのは、羽 … 続きを読む

【映画コラム】老人が主役の2本の映画『43年後のアイ・ラヴ・ユー』と『キング・オブ・シーヴズ』

映画2021年1月14日

 老人が主役の2本の映画が、1月15日から公開される。まずは、43年後に再び始まるラブストーリー『43年後のアイ・ラヴ・ユー』から。  今は独り暮らしの70歳の元演劇評論家クロード(ブルース・ダーン)は、昔の恋人で舞台女優だったリリィ(カロ … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」第四十回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」孤立を深める信長の姿に見る大河ドラマの演出の妙

ドラマ2021年1月12日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。1月10日放送の第四十回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」は、タイトル通り、織田信長(染谷将太)に反旗を翻した松永久秀(吉田鋼太郎)が所有する名物茶器・平蜘蛛を巡る物語が繰り広げられた。その中で … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」第三十九回「本願寺を叩け」激動する戦国の世に翻弄(ほんろう)される明智家最後のだんらん

ドラマ2021年1月5日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。1月3日放送の第三十九回「本願寺を叩け」は、長年、明智光秀(長谷川博己)を支えてきた糟糠の妻・熙子(木村文乃)の死で幕を閉じた。病に倒れた熙子と光秀、2人だけの静かな最後のやり取りは、政略結婚 … 続きを読む

【映画コラム】コロナ禍の2020年、“頑張って公開された映画”

映画2020年12月31日

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の映画館や劇場は2月以降、次々と休業を余儀なくされ、公開予定だったほとんどの映画が公開延期か中止に追い込まれた。  5月以降、映画館や劇場は営業を再開。当初は感染を抑えるため、入場者を50パーセ … 続きを読む

【芸能コラム】連続テレビ小説「おちょやん」を深掘り 関連本はこれを読むべし!

ドラマ2020年12月29日

 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「おちょやん」。日々泣き笑いを繰り返しているうちに、早くも放送開始から1カ月が過ぎ、ヒロインの竹井千代(杉咲花)が、芝居茶屋で奉公に励む大阪編が終了。1月からは京都編がスタートし、いよいよ千代が女優の道へ … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」 第三十八回「丹波攻略命令」「わしは、どこまでも十兵衛ぞ」と変わらぬ光秀と、キリスト教との出会いを経て変わる信長

ドラマ2020年12月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。室町幕府の終焉(しゅうえん)を巡る緊迫した展開が決着した前回を経て、12月27日放送の第三十八回「丹波攻略命令」は、冒頭で三淵藤英(谷原章介)の切腹こそあったものの、その後は、明智光秀(長谷川 … 続きを読む

【芸能コラム】女性たちの心をわしづかみにした「愛の不時着」 ポイントは「保護者のような深い愛情」と「有言実行」

ドラマ2020年12月27日

 年末年始は、自宅でゆっくり過ごす人も多いだろう。そんな中、まだ見ていないという人にお薦めしたいのがNetflixで配信中のドラマ「愛の不時着」だ。韓国の女性と北朝鮮の将校との間に芽生えたロマンスを、ヒョンビンとソン・イェジンという2大スタ … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」 第三十七回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」歴史の厚みを伝える敗者の姿と、彼らに向き合う光秀と信長の違い

ドラマ2020年12月22日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。明智光秀(長谷川博己)と将軍・足利義昭(滝藤賢一)の涙の別れで幕を閉じた第三十六回から一転、12月20日放送の第三十七回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」は、義昭、朝倉義景(ユースケ・サンタマ … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「麒麟がくる」 第三十六回「訣別(けつべつ)」光秀と正親町天皇の対話が意味するもの

ドラマ2020年12月16日

 「それはできませぬ…御免!」。あふれる涙を拭いながら、思いを断ち切るように将軍・足利義昭(滝藤賢一)の前から立ち去る光秀…。NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。12月13日放送の第三十六回「訣別(けつべつ)」のクライマックスでは … 続きを読む

【映画コラム】女性の強さに加えて、葛藤を描き込んだ『ワンダーウーマン 1984』

映画2020年12月16日

 DCエクステンデッド・ユニバースの9作目となる『ワンダーウーマン 1984』が、12月18日から公開される。今年の年末年始に唯一公開されるハリウッド製のアクション大作だ。  前作『ワンダーウーマン』(17)の舞台は第一次世界大戦中だったが … 続きを読む

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