エンターテインメント・ウェブマガジン
僕は原作の「時代に順応できず不器用に生きる悲しい男たちの物語」というところが好きです。その点、今回演じてくださった方は皆さん素晴らしくて、原作の一ファンとして見ても、本当に完璧なキャスティングだと思いました。
藤原さんとは散々アクションをやりましたが、クライマックスのアクションシーンの終わり方が全然見えてこなくて、「戦いをどう終わらせるか」という話し合いをたくさんしました。一週間の撮影でしたが、最後の日のギリギリの時間まで答えが出なかったので話し合いを重ね、その中でたくさんの刺激を受けました。
好きなシーンは『京都大火編』の冒頭のシーンです。開始5分ぐらいで「この世の終わりみたいなクライマックスが来ちゃってる!」と思いました。大変だったのは『伝説の最期編』のラストシーン。なのでぜひ両方を見ていただきたいです(笑)。
最後まで撮り切れたことが奇跡だと思っています。本当に危険なアクションシーンの連続だったので常に集中を切らさないようにしながら撮影しました。
自分が出ているからということではなく、この映画は今まで見たことのない革命的なソードアクションで、日本映画の歴史を変える作品になったと思います。“日本人なら見ておくべき映画”の一本になったのではないかと。監督が「ステーキにトリュフを乗せて、その上にふかひれスープを掛けるみたいな、とにかくすごいことをしたかった」とおっしゃっていましたが、まさにそんなすごい映画になっています。本当に一人でも多くの方に見ていただきたいです。
公開情報
『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』
8月1日(金)、9月13日(土)二部作連続全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
映画2025年12月17日
-実際に福士さんと共演してみていかがでしたか。 とてもすてきな方で、待ち時間にちょっとお話できたんですけど、すごく温厚な方でした。お芝居に関してはすごく真面目でストイックで、「このせりふはこうやって言ってみるのもありかも」というような優し … 続きを読む
ドラマ2025年12月15日
-ご自宅でも絵の練習をされたそうですね。 台本が来るたびに絵を担当するチームとの打ち合わせがあり、練習用の絵が並んだ計算ドリルのようなプリントを数十枚いただくので、それを自宅に持ち帰り、宿題のように繰り返し描いて練習していました。 -歌麿 … 続きを読む
ドラマ2025年12月14日
-治済役が大きな話題となった生田さんについて、撮影を通じて感じた俳優としての魅力を教えてください。 生田さんで印象に残っているのが、何事にも動じないことです。常に泰然自若として、変なクセを出さない。ある意味、視聴者に想像させるようなキャラ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
-パーシーのように、与えられた仕事を楽しくやるコツがあれば教えください。 仕事があることが幸せ。シンプルにそういう意識を持ってやっています。僕もミュージシャンを目指していろいろとやっていましたが、思うようにいかなくて。でも、音楽に対する情 … 続きを読む