【『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』インタビュー】佐藤健 「日本映画の歴史を変える作品になった」

2014年7月31日 / 12:00

 激動の幕末を刀一本で生き抜き“人斬り抜刀斎(ばっとうさい)”と呼ばれた伝説の男・緋村剣心を描き、大ヒットを記録した『るろうに剣心』。シリーズ完結作となる『京都大火編』と『伝説の最期編』が2部作連続で8月1日と9月13日から公開される。

 本作で主役の緋村剣心を演じた佐藤健がインタビューに応じ、作品に対する熱い思いや見どころを語った

 

伝説の男・緋村剣心を演じた佐藤健

―続編製作の決定を聞いたときの感想は。

  また見たいと思ってくださる方がいるというのは、ありがたいしうれしかったです。でも、その分越えなければならないハードルも高くなると思いました。

―クランクインの前後で心境に変化はありましたか。

  クランクインの前は不安な要素もありましたが、クランクインしてからは「こうやりたい」と思うことを(大友啓史)監督と話し合い、台本に付け足していくという作業もさせていただきました。半年間の過酷な撮影を経てクランクアップした時は「いけた」という手応えがありました。

―剣心を演じる上で気を付けたことはありますか。

  剣心は仙人とか達人のような感じで人間っぽくないんです。だから無駄な動きをしないようにしました。それと原作のファンの方にも納得していただけるような作品にしたかったので、常に「ちゃんと原作の魂をくんでできているか」ということを意識しながら演じていきました。

―作品の中でお気に入りのキャラクターは。

  やっぱり剣心です。“最強”なところはもちろん、剣心は敵味方にかかわらず出会った人に対して正しい言葉を掛ける人だと思うので、人生の師匠みたいに思っているところがあります。でも、実は過去にすごいトラウマ(心的外傷)があって、心に大きな傷を負っているんです。そんな人間的なところも好きです。

―剣心と自分が似ていると思うところはありますか。

  剣心が話すことに共感できるので、思想は似ているのかなって思います。プライベートでも「こういうときに剣心だったらどうするんだろう」と思ったりもします。本当は「自分も全部剣心みたいにできたらいいのに」と思うけど、なかなかできないです(笑)。

―剣心のまねをしたいと思う一番の部分は。

  何をされても怒らないところ。剣心の全ての行動理念は「人のため」なんです。

―剣心は佐藤さんご自身にとってはどんな役になりましたか。

  いろいろな先輩の俳優さんから「俳優はヒット作と代表作の二つがなければ駄目だ」というお話をしていただいたので、自分にとっての代表作と呼べる作品ができた気がしてすごくうれしいです。

 
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